高所恐怖症な人の辛すぎる特徴6個!

最終更新日:2021年9月17日

世の中には様々な恐怖症がありますが、高所恐怖症は、恐竜の生きていた時代から、哺乳類のDNAに組み込まれた本能的なものです。

つまり、人だけでなく他の動物にもあることが確認されている、遺伝子レベルの恐怖症です。

恐怖症を抱えて日常生活を過ごすことはとても骨の折れることですが、ここでは、そんな高所恐怖症の人たちの特徴をご紹介します。

1.観覧車に乗れない

遊園地などにある観覧車は、ゴンドラに乗って高いところから景色を眺めて楽しむ乗り物です。

恋人同士で甘い時間を過ごしたり、家族や友達同士でわいわいと楽しく乗ったりするものですが、高所恐怖症の人にとっては、恐怖の乗り物であると言って良いでしょう。

観覧車が風で少しでも揺れようものなら、落ちるのではと恐怖を感じ、徐々に上がっていくゴンドラを地上から眺めているだけで、血の気が引いてしまいます。

2.吊り橋、高架橋を渡れない

日本には、全国各地に吊り橋や高架橋などがあります。

吊り橋は、観光地に架けられていることが多く、それ自体が名所になっており、どうしても渡る必要はありません。

しかし、湾や川へ架けられている高架橋は、その橋を通らないとその先へ行けないという場合があり、渡れないとなると非常に困ります。

迂回したり船に乗ったり遠回りをする羽目になりますが、そうまでしても渡りたくないのです。

3.平均台に乗れない

小学生の頃、体育の授業で乗っていた平均台を覚えていますか?平均台の高さは、床面から50センチから高くても100センチほど。

幅は10センチです。

長さは5メートルで、普通の人なら乗って数秒で端から端まで渡ることができます。

しかし、高さ100センチの平均台でさえも乗れないとしたら、これは大変なことですね。

平気な人にとっては、万が一、平均台から落ちたとしても、そう大きな怪我をすることはないのだから怖がらなくてもいいのではないかと思いますが、高所恐怖症の人にとっては、そういう問題ではないのかもしれません。

4.高所の映像や写真を見てもゾッとする

テレビなどで、高いビルから下を見下ろした景色や、飛行機からの眺めなどの映像が流れることがありますが、そのような映像を見るだけでゾッとして気分が悪くなってしまう人がいます。

写真などでも同様ですが、動く映像の方が、特に恐怖を感じてしまうようです。

高所恐怖症の人は、自分の苦手な部分を自覚していますので、高所に近付かないように気を付けています。

ですが、意図せずにそのような映像を見て、しばらく足がすくんでしまい震えが止まらなかったということもあります。

5.エレベーターやエスカレーターが苦手

ビルやデパートにある、エレベーターやエスカレーターは、行き先を押したら行きたい階まで連れて行ってくれる大変便利な乗り物ですね。

どこにでも当たり前にあるもので、普通の人ならなんの怖さも感じませんが、高所恐怖症の人にとっては違います。

そんな危険な乗り物に乗るくらいなら、階段を使って歩いたほうが何倍もマシだと思うのです。

海外や日本でも、エレベーターやエスカレーターで起きた事故のニュースや映像が流れることがありますが、それはごく稀です。

ですが、そのような事故の話を耳にすると、ますます恐怖を助長してしまいます。

エレベーターで、奥や床がガラス張りになっていて外の景色が見られるタイプのものがありますが、高所恐怖症の人にとっては外の景色を楽しむ余裕などありません。

6.高層マンションに行けない住めない

高層マンションに住むことは、現代人にとっては一種のステータスになっています。

実際に、分譲マンションなどは、高層階になればなるほど金額は高くなります。

高層階に住むメリットは、なんと言っても眺望の良さです。

他の建物など目線を遮るものがない、他人の視線を気にしなくても良いから、いつでもカーテンを開けていられるなどが、高層階を選ぶメリットとして挙げられます。

しかし、高所恐怖症の人にとっては、それらすべてがデメリットとなります。

それはそうですよね。

眺望の良さは、そのような人にとっては拷問でしかありません。

住むなんてもってのほか、考えられません。

高層マンションに住んでいる人のお宅にお邪魔することも至難の業です。

もし招かれてしまったのなら、正直に話しましょう。

恥ずかしがることはありません。

きっと、理解してくれるはずです。

高所恐怖症と付き合っていこう

現代人は、誰もが大なり小なり苦手なことや恐怖症を抱えて生きています。

他人にとっては何でもないことが、当事者にとってはとても怖いものだったり、嫌なことだったりします。

ここでは、高所恐怖症の人の特徴についてご紹介しましたが、自分に当てはまる箇所はいくつあったでしょうか。

全部当てはまったという人も、ひとつだけ当てはまったという人も、高所恐怖症と付き合っていくための参考にしてみてくださいね。