決断できない男の情けない心理4個

最終更新日:2018年11月29日

人間は誰しも、はっきりした決断を下さなければならないことに直面することが、多々あるものです。

しかし、そうした状況下でいつも優柔不断になり、決断できないという男性も少なくありません。

ここでは、どうして決められないのか、決断できない男の特徴をご紹介します。

1.自分の判断力に自信がなく、臆病

決断すべき時に決断できない男性に共通しているのが「臆病」という性格です。

なぜ、臆病になってしまうのか。

それは、これまでの経験によるところが大きいと考えていいでしょう。

つまり、「これまでに自分が判断してきたことが、結果して間違っていた」という経験です。

そういう経験が多いために、

「また判断を間違うのではないか」と、心理的に腰が引けた状態になってしまい決断できなくなります。

慎重というよりも、失敗を怖れるマイナス思考と言っていいでしょう。

マイナス思考になるために、決断できず、タイムオーバーぎりぎりで無理に判断することによって、

さらに判断ミスを繰り返す、という悪循環に陥るケースも少なくありません。

2.人への影響をあれこれ考えてしまう

決断できない男には、神経が細やかで、人一倍気を使うという性格もあります。

「これはこうだ」とズバリ決断を下す人には、独断的になりやすい傾向があります。

つまり、人のことや周りに及ぼす影響についてはあまり考えず、自分の判断だけで結論を出してしまうわけです。

その点、決断できない男は、自分が下す判断が人にどんな影響を及ぼすかを、細やかな神経で精査します。

そして、さまざまな想定をしますから、どうしても判断するまでに時間がかかります。

例えば、AとBの2者択一の課題があったとしましょう。

その場合は「A(orB)案を選択した際のプラスマイナス」を考えるわけですが、どうしてもマイナス面をより考慮するという傾向があります。

どちらの案についてもマイナス面やリスクを重視しますから、その結果として「A、Bのどちらも選択できない」ということになってしまうのが、

決断できない男ということになるでしょう。

3.他人任せな性分

先ほど触れましたが、優柔不断でものごとを決められない男の共通点に、自信のなさがあります。

自信がないために、自ら判断することを避け、人に委ねようとします。

例えば、職場やチームのリーダーとして何かの判断をするとき、メンバーの意見を募ったり、他の人に判断を委ねたり、

上長の指示を仰いだりするのは、そうした「他人任せな性分」のためと考えていいでしょう。

このような公的な決断だけでなく、自分の個人的な問題やプライベートでの課題などについても、できるだけ人に判断を任せようとします。

例えば、家庭内の問題も、パートナーに決断してもらうということになるわけです。

こうした他人任せの性分は、自信のなさに由来するものであると同時に、自らの責任を回避しようとする甘い心理によるものということになるでしょう。

4.「決断できない自分」を許している

そうした甘い気質は、自己評価についても同様に働きます。

自分では決断できず、判断を人にゆだ委ねてしまうことを自覚しても、それを反省し、改めようという意志を持つことはありません。

自分が「決断できない男」と知っていながら、そんな自分を心の中で許してしまいます。

そこに働いているのは「自分はこういう人間なんだからしかたがない。

決断はそれができる人がすればいい」という心理です。

自分で自分を弁護するために自己改革できず、「常に優柔不断」という状態が続くのです。

肝心な時にものごとを決めることのできない「決断できない男」について、なぜ優柔不断になってしまうのかご紹介しました。

あなたの身近にもいるかもしれない「決断できない男」、その心理を知るための、参考になさってください。