男性と交際を始める前には相手の特徴を慎重に見極める必要があります。
最近は、付き合う前は優しかった彼が交際を始めた途端DV男に豹変するケースも増えています。
こんなはずではなかったと後悔しないよう、付き合ったら危険なDV男の特徴を心理的に考察してみましょう。
1.気が弱くて被害妄想が激しい
DV男は実は気が弱く、他人が自分に対してどう思っているのか過剰に気にする傾向があります。
そのため、人から悪く思われないよう家の外では「いい人」を演じてストレスを溜め込み、
家の中でそのストレスを爆発させます。
また、他人の言葉を否定的にとらえ、被害妄想が激しいという特徴もあります。
特に配偶者やパートナーの言葉には過剰反応し、何も悪いことは言われていないにも関わらず
「また馬鹿にしただろう」などと言いがかりをつけて暴力を振るうケースが多いのです。
2.束縛しないと不安で仕方がない
DV男は配偶者やパートナーを異常に束縛します。
相手の行動を全て把握していないと、自分から離れて行ってしまうのではないかと不安で仕方がないのです。
ですから、待ち合わせに少しでも遅れたり、メールの返事が遅かったりすると烈火のごとく怒ります。
配偶者が外出する際も、いつどこで誰と会うのか根掘り葉掘り聞いて、
納得がいかないと外出そのものを妨害します。
また、パソコンや携帯の履歴を密かにチェックしていることもあります。
いかなる時も女性の居場所を確認でき、連絡が取れる状態にしておかないと気が済まないのが
DV男に共通する特徴です。
3.我こそ正義だと思っている
DV男は人の話を聞きません。
聞かないというより、自分の意見は全て正しく、反対する人間の方が間違っていると
信じ込んでいるため「聞く必要がない」と思っているのです。
自分が暴力を振るうのは悪を正すための正当な行為であると考えていることが多く、
自分が悪いことをしているという認識は全くありません。
妻やパートナーに手を上げることを、「しつけ」と考えているDV男もいるくらいです。
彼らは非常に自己中心的で、幼稚な理論を展開し暴力を正当化しようとする傾向があります。
4.我慢ができない
DV男の精神状態は不安定のため、いつ暴力のスイッチが入るか予測できません。
そして、一度スイッチが入ると切るタイミングが自分でもわからなくなる傾向があります。
一般的に、「我慢すること」を知らずに育ってきた人が多いため、
我慢を強いられる(思い通りにできない)状況に遭遇した途端に暴力にうったえるケースが非常に多いと言われています。
外面が良いので職場や学校など公共の場ではそれなりに感情を押し殺して我慢しますが、
尋常ではないほどのストレスを溜めます。
外で溜めたストレスは家で家族やパートナーに向けて暴力という形で発散されることになります。
5.強者に媚び、弱者を蔑む
DV男は相手によって態度をコロコロ変える傾向があります。
相手が自分より社会的立場が上だったり、身体的に強かったりすると必要以上に媚びへつらいますが、
自分より弱い女性や立場が下の者には非常に高圧的な態度に出るのです。
なぜこのような行動を取るかというと、自分に自信がないからです。
また、強者に勝つための努力をするよりも弱者を虐めた方が楽であるため、努力そのものをしようとしません。
DV男は弱者を虐めて優越感に浸る癖があります。
あまりにも露骨に態度を変えるため、周囲の人間の多くはDV男の持つ多面性に気が付いています。
しかし、DV男は家庭の外で暴力的な行動に出ることはないため、ただ「コロコロ態度を変える人」と
認識されていることが多く、家では異常なほど暴力的になることまでは気が付かれないケースが多いのです。
6.他人を支配しないとプライドが保てない
DV男は精神的に弱く、自分に自信がありません。
ですから、他人を暴力で支配することによって「自分は偉い」、「自分は強い」と思い込みたいのです。
強者に立ち向かわず弱者しか相手にしない理由はそこにあります。
強者に挑んでも返り討ちに遭いますが、弱者なら好きなようにできて優越感に浸れるからです。
また、DV男は能力的に劣っているにも関わらずプライドだけは高いという特徴があります。
自分の力だけではプライドが保てないため、自分より立場が弱い人間を支配し
利用することで「自分は優秀である」とアピールします。
DV男は精神的に弱いのにプライドだけは高いタイプが多く、強者には媚びるけれど弱者は徹底的に虐める傾向があります。
他人から自分がどう思われているのか気にし過ぎるため外面が良い反面、
身内やパートナーに対して暴力という形でストレスを発散します。
束縛しなければパートナーを信用できず、いつも不安を抱えて生きています。
このような特徴を1つでも持っている男性と付き合うには十分な注意が必要です。
一度関係を持つとDV男の性質上なかなか別れられないので、慎重に見極めてから交際することをオススメします。