生意気な性格な人の心理4個

最終更新日:2017年1月24日

「あの人はどうしてあんなに生意気なんだろう」と感じる人が身近にいる人は少なくないでしょう。

また、自分ではそういう自覚がないのに、

人から「生意気だ」と思われてしまうケースもあります。

ここでは、生意気な性格の人について、どんな心理的特徴があるのか、

主なものをご紹介しましょう。

1.「自分」を持っていて、人に流されない

「生意気な性格の人」と言うと、どうしてもマイナスのイメージを持ちます。

「生意気」というのはもちろん良くない人物評価ですから、そうイメージすることは正しいでしょう。

しかし、生意気な人にも良い特徴がないわけではありません。

最初にそれを紹介しておきます。

生意気な人のプラスの特徴は、「「自分」というものをしっかり持っている」ということです。

逆に言うと、生意気な言動をするためには、「自分」というものが確立されていなければなりません。

人の意見に左右されたり、人に流されたりするような性格の人に、生意気な言動は、しようと思ってもできません。

そのように「自分」が確立されているのが、生意気な人のプラス面の特徴ですが、

それは逆から見ると、「ガンコで人の意見を聞かない」というマイナス面の特徴にもつながってしまいます。

人にどう思われようとわが道を行くというところは良いのですが、ひとりよがりになってしまうのが、

生意気な人の特徴と言うことができるでしょう。

2.自分を過大評価している

自分を過大に評価してしまうのが、生意気な性格の人のマイナス面の特徴の一つです。

自信がなければ、生意気な言動はできません。

ですから、生意気な人はすべて自信家なのですが、そこに共通しているのが、自己評価の高さです。

その評価が正当なものであれば、人は「生意気だ」とは感じないでしょう。

人からの評価よりも自己評価が高いために、人に嫌悪感を抱かせるような生意気な言動をしてしまいます。

自分を過大に評価している自信家なため、どうしても謙虚さを欠くことになります。

人に対して「へりくだろう」という意識を持たないために、生意気になってしまうわけですが、

その意識のもとにあるのが、「ひとりよがりの自信」ということになるでしょう。

3.社会常識を重く考えない

人に対してしばしば非礼な言動をするのも、生意気な性格の人の困った特徴と言っていいでしょう。

ふつうの人は、社会常識を意識しますから、できるだけ、人に対して礼を失するような言動をしないように気をつけます。

しかし、生意気な性格の人は、どうしても自分中心に物事を考えてしまい、

「人からどう思われてもかまわない」という意識を持ってしまいがちです。

その結果、社会常識をわきまえない言動をしてしまうわけですが、

そこには社会常識を軽視する意識があると考えていいでしょう。

「人から失礼な人間だと思われてもかまわない。

社会常識にとらわれる必要はない」という心理が働いているわけです。

4.「生意気」と言われるとますます生意気な言動をする

反省をしないというのも、生意気な性格の人のマイナス面の特徴です。

人から「生意気だ」と言われても、そういう言動を改めようとはしません。

人からそう指摘されると、逆に、ますます生意気な言動をしてしまいます。

そこにあるのは、一種の反骨精神と言っていいでしょう。

負けず嫌いで、人に抗いたいという意識があるため、そう言われると「なにくそ」という心理が働いてしまいます。

こんなところにも、謙虚さを欠く特徴が表れるわけです。

生意気な性格の人の特徴を4点見てきました。

人を不快にするような非礼な言動をすれば、結局は自分にとって損になります。

しかし、そんなことを意識しないで、生意気な言動をくりかえしてしまうわけです。

身近にいる生意気な人のことを知るための参考になさってください。