咳払いがうるさい人の心理4個

最終更新日:2017年1月9日

喉に違和感を感じたときなどに咳ばらいをすることは、誰にでもあります。

しかし、そうではないのにうるさく咳ばらいをする人もいます。

何度も咳払いされるのは耳障りなものですが、

いったいどういう気持ちで咳ばらいをするのか、

ここでは咳払いがうるさい人の心理をご紹介します。

1.周囲に自分の存在をアピールしたい

意図的に咳ばらいをする心理で多いのが、自分の存在を周囲にアピールしたいというものです。

職場などで、周囲から浮いた存在になっていて、人から話しかけてもらえないようなケースでは、

「ここにいる自分に気づいて」という思いで、わざと咳ばらいをすることがあります。

また、存在感が薄い人の場合、自分がここにいるにも関わらず、近くで自分のうわさ話をされることもあるでしょう。

その場合は「自分はここにいて、その話を聞いていますよ」ということを伝えるために、咳ばらいをすることもあります。

また、自分の存在をアピールするだけでなく、相手を威嚇する意味でうるさく咳ばらいをするケースもあります。

このケースも威嚇の意味を込めた自分の存在のアピールということになるでしょう。

つまり、自分の存在を、より強くアピールしたいという心理を持っているわけです。

2.不快感を相手に伝えたい

誰の前でもうるさく咳払いするわけでなく、ある特定の人がそばにいたり、

その人と同席した時にだけ、うるさく咳払いする人もいます。

こういう人の場合は、自己アピールではなく、「不快感を相手に伝えたい」という心理を持っていると考えていいでしょう。

その特定の人に対し、「私はあなたに不快な感情を抱いている。

はっきり言って、あなたのことが嫌いだ」と表明しているわけです。

言葉でそう伝えればケンカになりますので、言葉の代わりに咳ばらいを使っているのです。

咳払いというのは、耳障りな音がしますので、近くでそれを聞く人は不快に感じるものです。

ですから、「咳ばらいをして、相手を不快にさせてやろう」という心理も含まれているケースが少なくありません。

自分の不快感を伝えると同時に、嫌いな相手を不快にさせるわけです。

3.注意喚起したいけど、臆病で口では言えない

例えば、社会ルールを守らない人や、マナー違反をする人が目の前にいたとしましょう。

見過ごせないようなルール違反であれば、「それはだめですよ」と注意喚起することになるでしょう。

ところが、注意喚起したいとは思いながら、小心な性格のために、口で言うことができない人も少なくありません。

その場合、言葉で注意する代わりに、咳払いで相手に気づかせようとします。

つまり、このケースで咳払いする人が抱いている心理は、「あなたは間違っている。

その間違いに気づいてほしい。

だけど、臆病なので口では言えない」ということになるでしょう。

4.神経質でストレスを感じている

これまで紹介してきた3つの心理は。

いずれも対外的なもの、人とのかかわりの中で生じる心理でした。

最後に1つ、人とのかかわりとは関係のない心理から、うるさく咳ばらいをするケースを紹介しましょう。

それは、「神経質で、ストレスを感じている」という心理です。

試験や面接、本番などを前にした時、緊張から咳ばらいをした経験がある人は少なくないでしょう。

喉がおかしいわけではないのに、なんとなく喉のあたりに緊張の塊があるように感じられて、

無意識のうちに咳ばらいをしてしまうわけです。

うるさく咳払いする人の中には、そのようにストレスを感じたとき、

そのストレスから逃れようとして、神経質に咳ばらいを繰り返してしまうケースがあります。

咳ばらいをすることによって、なんとか気持ちを落ち着けようとしているわけです。

うるさく咳払いする人の心理は、対外的ななんらかのアピールであることが多いわけですが、

中には、まったく人とは関係なく、自分の精神状態から咳ばらいを繰り返してしまうケースもあります。

参考になさってください。