相手の心理というのは言葉だけではなく仕草からも判断することが出来ます。
ここでは腕組みをする人の心理的特徴について紹介していきます。
1.深く考えたい時
腕組みをする人の心理的特徴としてまず挙げることが出来るのは深く考えたい時です。
腕を組んで考え事をしている人は多いと言うことが出来ますし、会議中、面接で無意識に腕組みをしている人は少なくありません。
何故考え事をする際に腕を組むのかと言えば他人から邪魔されないでしっかりと考えたいといった心理が働いているからです。
だから腕を組むという仕草は腕で自分を守り自分の殻に閉じ篭って熟考したいというサインです。
2.警戒中
腕組みをする人の心理的特徴として警戒中と言うことが出来ます。
軽く腕を組むと自然に腕がお腹の前にがくるので、人間の弱点の1つである腹部を隠す行為と言えます。
その事から腕を組むことは心理的防衛の一種と言われています。
そして腕組むことで自分を守って心理的な安心を得たいと考えているのです。
よく電車の中で寝ている人が腕を組んでいますが、これは知らない人の中で眠る際に安心する為に腕組んでいると言えます。
あと初対面の人に対しては警戒心が働くので知らず知らずの内に腕を組んでいるというケースがあります。
他にも緊張する場面や、場の空気が硬い時などにも警戒して腕組みをしている人が多いと言えます。
特に背中を丸めた状態での腕組みについては焦り、動揺を感じているので必死に自分を守っている状況と言うことが出来ます。
3.相手より優位に立ちたい
腕組みをする人の心理的特徴として相手より優位に立ちたいと思っている場合があります。
これは高い位置で腕組みをしている場合に言えることですが相手をライバル視していて見下したい、相手を威嚇する為の行動ということが出来ます。
ライバルというのは言うなれば敵ということなので当然警戒していますし、相手からの攻撃を守る為に無意識で腹部を守るといった行動をとっているのです。
胸を張り前につき出すといった腕組みを相手がしている時はライバル視していると考えて下さい。
4.拒否反応
腕組みをする人の心理的特徴として拒否反応を挙げることが出来ます。
腕を組む行為が心理的防衛を示していることは既に説明しましたが、要するに相手のことを受け入れていない状態です。
なので言葉では前向きな発言をしている場合でも相手が腕組みをしている時には拒否反応をしているケースがあります。
つまり本心は全く受け入れていないので言葉だけで判断せずに腕組みなどの非言語の情報を読み取ることも大切です。
5.嘘をついている
腕組みをする人の心理的特徴として嘘をついている場合があります。
腕組をするのは心理的な動揺を隠そうとしています。
腕を組むことで腹部、さらには心臓付近といった急所を守ることが出来ます。
だから急所を守ることで動揺を隠すといった意図があり、相手が嘘をついている可能性があると言えます。
浮気疑惑を追及中に相手が腕を組みをしたら要注意です。
6.集中している
腕組みをする人の心理的特徴は集中していると言えるでしょう。
腕を組むことにより相手と壁を作って自分の世界に入っているのです。
そんな時は得てして自分の考えに集中している時と言えるので声をかけるのは止めておく方が無難と言えます。
集中している時というのは思考に囚われて体は無防備な状態となるので、それを恐れて腕を組むことで自分を守ろうとしています。
腕組みをする人の心理的特徴として深く考え事をしたい時のサインと言えます。
また腕を組むことで人の急所である腹部や心臓を守っているので警戒中といったケースもあります。
その他にも相手より優位に立ちたいといった表れだったり、拒否反応、嘘をついているといった事も考えられます。
あと集中している時に無意識に腕を組んでいるケースもあります。