欲求不満な人の心理特徴5個

最終更新日:2016年6月7日

欲求不満の原因は色々ありますが、何らかにより欲求が抑えられてしまい満たされていない状態です。

そんな欲求不満な人の心理的特徴についてご紹介します。

1.他の人への嫉妬心、妬みが出る

当然ながら自分は、満足していない状況ですから心に余裕が無くなります。

そうなってしまうと、何で自分は今こんなに辛いのに、周りの人は笑っているんだろうと、他人が全て満足そうに見えてきます。

特に自分に近い友人などは、少し嬉しかった出来事を聞いただけで、何て嫌な奴なんだと、

そんなマイナスな気持ちを明らさまに出してしまい、相手の幸せを素直に喜んであげられません。

自分は自分なのですが、自分だけが取り残された気持ちになるのは許せず、その心が嫉妬と妬みを引き起こしてしまうのでしょう。

心に余裕が無くなると同時に、人間関係にもヒビが入ってしまわない様に気をつけましょう。

2.物に怒り、不満を当たり散らす

1の様に、他の人への嫉妬心や妬みを持つのですが、

違うのはその対象相手には気持ちをぶつける事が出来ず、人間関係は一見上手く保たれています。

しかし心の中の気持ちは、嫉妬、妬み、怒りとぐるぐる回っています。

そんな時このタイプは、周りの物に当たってしまいます。

部屋の物を投げつけたり、お皿を割ったり、紙を破いたりと、怒った子供の様に当たり散らします。

また、壁に思いっきりパンチをしたり、足で蹴ったりと、自分が痛い思いをしたとしても、

その時の心の中の不満を抑える事が出来ず、当たってしまいます。

これを目の当たりにしてしまった周りの人達は、かなり悲しい気持ちになりますし、

あなたのイメージがこの暴れているイメージになってしまうので、このタイプは、自分の気持ちをコントロール出来る様に気をつけましょう。

怪我をする事になりますよ。

3.運動に走り、思いっきり体力を消耗させる

このタイプはストイックな人に多いのですが、気持ちのコントロールは出来るのか、他人を巻き込まない様にしようと思っている人です。

心に余裕は無くなり、不満状態は同じでも、体をめいいっぱい動かし、その時だけでも忘れるぐらい運動します。

周りから見ると、すごい。

頑張ってる。

なんて思われるかもしれません。

しかし親しい人から見ると、あれ、何かあったのかな?と感じる事でしょう。

クタクタになるまで運動して汗をかき、そのままバタンと寝てしまえれば、

確かに余計な気持ちに振り回されずすむので、このタイプの人は心も割と強いと思います。

4.食べる事で欲を満たす人

運動と同じで、自分自身で何とかしようとする気持ちはあります。

しかしダメな所は食に走ってしまい、お腹が空いてなかったとしても、つめこむ様に食べてしまうという事です。

所謂、摂食障害を引き起こす程食べてしまいます。

食べている時は余計な事は考えず、幸せな気持ちになっている錯覚を起こしています。

このタイプは、確実に体調を崩すと共に、酷いと精神も蝕まれていってしまいます。

欲求不満である事を忘れたいと思うのはわかりますが、それが別の病気へと移っていってしまったら、

何の為に食べていたのかわからなくなってしまいます。

周りにこの行動を止めてくれる人が、このタイプには絶対必要です。

1人でいると、気持ちとは別にどんどん食べてしまうので、食ではなく、

今の自分の気持ちをしっかりと受け止めてくれる家族、友人の側にいる様にしましょう。

5.泣いてみたり、とことん気持ちを下げる

満たされない気持ちを、何かにぶつけるタイプとは違うのがこちらです。

自分だけ何でこんな状態でなんだろうと思いながら、どんどん深く考えこんでいきます。

忘れようというよりは、どんどん追及していってしまいます。

気が付いたら、ボロボロ泣いていて、そんな気持ちの沈み方に、周りの人は声をかけるのもためらうでしょう。

下がる所まで下がった事で、スッキリと切り替えられたら良いのですが、欲求不満な気持ちが解消されない場合は、ひたすら繰り返すのです。

あまりに気持ちが下がって、周りの人を突き放す様な事があると、自分自身を傷付けてしまったりする危険があります。

このタイプも、自分を大切に思ってくれ信頼が出来る人に、全て聞いてもらうなどして、気持ちをコントロールしましょう。

欲求不満と言っても様々な心理が起き、場合によっては危険な状況になってしまいます。

自分の事だから自分で解消しなくては、人に今の状態を知られてしまうのは恥ずかしいと、

プライドが高い人程、自分の気持ちをコントロール出来なくなっていってしまいます。

皆に知らせなくても良いでしょう。

あなたを大切に思って、心配してくれる人はいるのです。

話を聞いて、必ず一緒に考えてくれる事でしょう。

ストレスを過剰に増やし、病気の一歩手前だという事を知っておく事が大切です。