整形している人の心理4個

最終更新日:2016年11月20日

プチ整形をする人が増えたこともあり、整形している人が珍しくなくなりましたが、整形経験のない人もたくさんいます。

未経験者の中には、「整形すると、どんな気持ちになるのだろうか」と、整形した人の心理に関心を持つ人もいるでしょう。

ここでは、整形をしている人の心理的な特徴をご紹介します。

1.もっと美しくなりたい

整形をすれば、自分が「ここをこんなふうに変えたい」と思っていたことが、実現するわけです。

それはもちろん、本人にとってうれしいことではありますが。

整形経験者の多くは、それで満足することができません。

整形して美しくなったパーツよりも、整形していないパーツに目が行って、不満を感じ、「ここも変えたい」と思うようになります。

つまり、自分の顔の美点ではなく、欠点と思われるところに注目して、

「もっと美しくなりたい」と思うのが、整形している人の心理的特徴と言うことになるでしょう。

例えば、目を整形した場合、その美しくなった目よりも、相変わらず美しくない鼻の方に目が行って、「鼻も変えたい」と思うのです。

そのため、整形経験者は整形を繰り返すケースが少なくありません。

整形を繰り返すことで「もっと美しく」という願望がいっそう強くなる傾向があります。

そうした願望が強くなりすぎると、整形しないではいられない「整形依存」になってしまうわけです。

2.キレイになった自分を見てほしい

誰が見ても明らかに整形失敗というケースは例外として、整形をした人の多くは

「キレイになった自分を人に見せたい」という願望を抱くものです。

整形がうまく行けば、当然「よかった」という満足感が得られます。

しかし、それだけでは十分ではありません。

人に見てもらって、人から高い評価をしてもらうことで、より確かな満足感を得ることができます。

ですから、整形をした人は多くの人に会って、美しくなった自分の顔を見てもらおうとします。

そうした心理から、新しい趣味を始めたり、何かのサークルに入ったりするケースが少なくありません。

「前の顔を知らない人から、「キレイ」という評価をしてもらいたい」という心理が、そうした行動を起こさせるわけです。

3.整形がバレないか心配

そうした「見てほしい」という気持ちがありながら、同時に不安も感じてしまうのが、整形をしている人独特の心理的傾向と言っていいでしょう。

それは、「整形がバレるのではないか」という不安です。

最近は整形の技術が大変に進歩していますから、昔に比べて一目で整形とわかるケースはかなり減ってきています。

しかし、人為的に顔を変えたのですから、100%人にはわからないとは言い切れません。

整形をした人は、人から見抜かれることを怖れてしまいます。

そのため、人から顔をじろじろ見られたりすると、相手にその意識がまったくなくても、「バレたのでは」と心配になってしまいます。

「美しくなった自分を人に見てほしいけど、不安も感じている」というのが、

整形をしている人ならではの心理的特徴ということになるでしょう。

4.コンプレックスは完全には解消されない

例えば、鼻が低いことがコンプレックスで、整形したとしましょう。

希望通りの高く、形の良い鼻に変わったとします。

本人にとって、希望通りの鼻を手に入れることができたのですから、その段階で、コンプレックスは解消されたはずです。

ところが、実際にはそうではありません。

確かに、望んでいた鼻にはなったわけですが、「でもこれは、人為的な方法で変えたもの」という意識はどうしても残ってしまいます。

整形の結果には満足しながらも、「ほんとうの私の鼻は低い」という意識が残るわけです。

そのため、コンプレックスが解消されることは、皆無というわけではありませんが、少ないと考えていいでしょう。

今回は整形の経験のある人の心理的特徴を4点紹介しました。

経験した人でなければわからないような、複雑な心理を持っていることがお分かりいただけたでしょうか。

整形しようと考えている人も、参考になさってください。