物事を進めている時に、一つのことに固執する人に出会うこともあるでしょう。
物事は臨機応変にすすめることが必要なときも多いのですが、なかには最初の意見から考えを一切変えないという人もいます。
では、このような人は、どうして意見を変えることが出来ないのでしょうか。
今回は、融通がきかない人の特徴を紹介していきます。
1.最初と違った考え方ができない
融通がきかない人の特徴として、最初と違った考え方ができない人だといえます。
融通がきかない人のほとんどが一つのことしか考えておらず、別の意見を考慮しようとしません。
そのため、他の人の考えを採用しようとすることは一切なく、最初からこの意見しか無いと決めつけている場合が多いのです。
このような事態が起きてしまう原因としては、最初と違った考え方ができないからだといえます。
融通がきかない人は最初の考え方が正解だと思いこんでおり、他の考え方が理解できません。
そのため、他の意見を参考にしようともしないので、別の考え方を取り入れることが出来ないのです。
このように、融通がきかない人は最初と違った考え方ができず、考えを変えることが難しいのです。
2.人の意見を聞くつもりがない
融通がきかない人の特徴として、人の意見を聞くつもりがないといえます。
このような場合には大きく2つのパターンがあり、一つは今の考えが正解だと判断している場合、もう一つは自分の決めたことは曲げたくないと思っている場合です。
前者の場合は正解が決まっていると思いこんでおり、他の人の意見を参考にする必要がありません。
そのため、周囲の意見に耳を貸さず、融通がきかない人になってしまいます。
一方で、後者の場合は、誰に何を言われようとも自分は曲げないと決めています。
意思の硬い人に多く、どんな結果であろうとも、自分が決めたことが正しいと信じているのです。
そのため、周囲の人の意見を聞き入れず、採用する必要はないと考えています。
このように、人の意見を聞くつもりがない人は融通が効かず、そもそも人の話を採用するという気持ちを持っていないことがほとんどです。
3.決断を変えることで失敗するのを恐れている
融通がきかない人の特徴を紹介していきます。
決断を変えることで失敗するのを恐れています。
このような人は行動を変えることで失敗したくないと考えており、後悔したくないと意識しています。
そのため、行動を変えたせいで失敗するのでは?という気持ちが強く、それならば最初に決めた考えで最後までやり通すべきだと思っています。
このような理由から融通がきかず、変更することを恐れているのです。
また、このような人に多いのが、自分の責任になることを恐れていることです。
融通をきかすということは、自分の判断で行動を変えるということでもあります。
そのため、失敗したのは融通をきかした人の責任になることが多く、このことを嫌っているのです。
失敗した後に、あの時考えを変えなければよかったなどと周囲の人から言われることも多いので、このような失敗を恐れている人は、融通がきかなくなってしまうことが多いのです。
融通がきかない人の特徴として、複数の考え方ができない人だといえます。
一つのことが正解と思い込んでしまうとそこしか見えず、他の方法が選択肢から消えてしまいます。
そのため、別の案の良いところを採用しようなどは考えずに、正しいか間違っているかの二択しかありません。
このような考え方をしてしまうと、別の意見に耳を貸そうという気持ちが減り、話を聞かなくなってしまいます。
そうしていくうちに、最初の意見から全く考えが変わらないので、融通がきかなくなります。