差別主義者の特徴3個

最終更新日:2017年5月3日

近年では特に問題となってきているのが差別的な問題です。

人種差別や性別差別など、幅広い分野で問題になっています。

普通に生活していると差別主義者に合うことはあまりありませんが、

ニュースなどで報道されているとおり、差別主義者がいることは事実です。

では、差別主義者になってしまう人の特徴には、どのようなものがあるのでしょうか。

今回は、差別主義者の特徴をご紹介していきます。

1.自分が正しいと思いこんでいる

自分の考えや生き方が正しいと思いこんでいる人は、差別主義者になりやすいといえます。

差別主義者の特徴の1つとして、自分と異なる考えを受け入れない、

違ったコミュニティに所属している人々を排除しようという傾向にあります。

そのため、自分の考えと違う人達に大して非常に厳しく、排他的な差別主義者になってしまいます。

また、自分が正しいと思いこんでいると、自分以外の意見に厳しくなってしまうといえます。

人間は間違っているものを嫌い、正しい物を教えようとする気持ちが強くあります。

差別主義者も同様で、自分の考えが正しいと思いこんでいるので、

違った考えの人々を自分と同じ考えにしようと目論んでいます。

その結果が、過激的な言動であり、自分に従わない者や考えの違う人を、

暴力的に排除することで、自分の正義を守ろうとしています。

このように、自分が正しいと思いこんでいる人は、差別主義者になりやすいといえます。

普段から自分と異なる考え方を受け入れることができない人や、

自分と違う行動をしている人に厳しい言動を行っている場合は、注意したほうが良いでしょう。

2.人を見下している

差別主義者の特徴として、人を見下していることが多くあります。

自分の立場が上である、自分が偉いと思いこんでいるので、他者を見下した言動を取ることが多くあります。

この時に問題となるのが、見下していた人間が自分より功績を残した場合です。

自分が上の立場にいる場合には偉そうにしているだけなのですが、

立場が変わりそうに成ると差別主義者は態度を大きく変えてしまいます。

自分の地位が脅かされること、相手に見下されることを非常に恐れるので、

相手を排除することで、自分の地位を守ろうとします。

そうなると、過激的な言動、差別的な言動が多くなり、

差別主義者のイメージ通りの言動をとってしまうということです。

このように、差別主義者は人を見下していることが多く、自分の立場が上にいると考えています。

その地位が脅かされる危険を感じると言動が過激になるので、

差別主義者の本性が現れるといっても良いでしょう。

3.人をカテゴリーで分ける傾向にある

差別主義者は男性女性といった性別、日本人などの国籍といったカテゴリーで人を区別することがよくあります。

そのため、男性差別、女性差別、黒人差別といった差別が多く取り上げられているのです。

差別主義者の人は、1人の人に対して攻撃的になると同時に、

その対象が持つカテゴリーに当てはめることがよくあります。

例えば、黒人の人が問題を起こしたから黒人すべてが悪い、

日本人が問題を起こせば、日本人全てが悪いと考えてしまいます。

このように、差別主義者の人は、人をカテゴリー分けする傾向にあります。

1人の属性をカテゴリー分けして広い範囲で見ることで、

多くの人々を悪者にし、差別的に見ることにつながっているのです。

差別主義者の大きな特徴は、自分と違う人を排除したがる傾向にあることです。

考え方が違う、生き方が違う、人種が違うなどの理由で、他者に対して攻撃的になってしまいます。

視野を広く持つことが大切であり、自分と違った考えを受け入れることが、

差別的にならないための一つの要素だといえるでしょう。