厄年の人の特徴4個

最終更新日:2016年12月29日

厄年に入ると、「これから3年間、人生が停滞する」と考え、気が重くなってしまう人が多くなります。

では、厄年とはどのような年なのでしょうか。

そして、厄年に入った人とはどのような人なのでしょうか。

その特徴についてご紹介します。

1.大きな体調の変化を感じ始める人が多い

厄年とは、男女共に、体調の大きな節目を迎える年です。

そのため、厄年に入ると、体調面で大きな変化を感じるという人がとても多くなります。

厄年と呼ばれる年代は昔から、「体の内側の状態が、今までとは180度変わってくる年代」であるとされ、

今までと同じ体調管理の仕方では健康を維持できなくなるという戒めの期間であるともされてきました。

そのため、厄年をきっかけとして、自分の健康の在り方をもう1度考え直す人も少なくありません。

今まで体に負担をかけ過ぎた生活を送ってきた人は、厄年の間にそのツケを払わされるというケースもよくあります。

無理を重ねてきた人は、厄年の期間に、人生を左右するような大きな病気を発症する場合もあります。

そのため、そのような経験をしてしまった人は、「厄年とは恐ろしい年だ」と感じてしまうようです。

2.人生そのものの転機のような出来事を経験するようになる

厄年を迎えると、今まで通りの人生を覆すような転機を経験する人も多くなります。

そのため、人にとっては人生におけるスランプに苦しむという場合もあります。

例えば、男性の厄年である40代前半は、年代的に見ても、

仕事や家庭において大きな責任を課せられるようになる年代です。

そのため、その重圧に苦しむことが多くなります。

場合によっては、転勤を余儀なくされたりして、日常の環境までも変わってしまうケースもあります。

例えば、女性の厄年である30代前半は、結婚して家庭を落ち着かせる年代で、

いつまでも若いままの気分ではいられなくなる年代です。

結婚していない人はこの時期に、「結婚するべきか、今まで通り独身でいるべきか」の決断を迫られる場合もあります。

いずれにせよ、女性もまた、人生における決断と覚悟が必要になると言えるでしょう。

このように、厄年を迎えると男女共に、のんびりした考えのままで今まで通りの人生を送ることができなくなり、

人生の重大選択に悩み苦しむようになります。

3.漠然とした不安を抱え込む人が多くなる

厄年を迎えると、体調の変化が起きたり、人生の重大転機を迎えたりする人が圧倒的です。

そのため、それらの出来事に振り回されてしまう人も多く、

漠然とした不安を抱え込みながら毎日を過ごすという人が多くなるようです。

厄年に経験する人生転機においては、今までのやり方が全く通用しないため、

どうして良いかわからなくなり、疑心暗鬼に陥ってしまうためです。

そのため、厄年を境に性格がネガティブに変わってしまったり、何かにすがりついて依存してしまったりする人もいます。

しかし、これを乗り越えて精神的に自立し、人生に対する覚悟を決めることこそ、厄年における大きな課題です。

4.恐がって、人生の重大イベントを先送りしたがる人が多い

厄年を迎えると、必要以上に恐がってしまう人も多くなります。

そのため、「厄年に大きな決断をすると、良い結果になるわけがない」と思い込み、

人生における大きなイベントを、厄年が終わるまで先送りしてしまうという人もたくさんいます。

例えば、結婚や転職・引っ越しなどがそれに当たります。

人によっては、出産などに関しても、厄年を避けるように計画しているケースもあります。

このように、「厄年=悪い年」と思い込んでしまい、「この期間には大きな人生イベントは避けないと危ない」と、

必要以上に恐れてしまいます。

どうしても避けられない場合は、事前に厄払いを徹底して自分を安心させるという点も大きな特徴です。

厄年は決して悪い年ではありませんが、今後の人生を左右する転機が多数訪れる年です。

そのため、「今まで通りではいられない」ということに対して、必要以上に恐れを抱いてしまったり、

転機となる出来事に上手に対応できずに苦しんでしまう人が多いということが特徴です。

しかし、厄年に訪れる転機は皆、今までの反省と今後の明るい人生展開のためには欠かせないものです。

そのため、必要以上に恐れず、丁寧に向き合いながら過ごしていくことが大切です。