暑苦しい人のうんざりする特徴5個

最終更新日:2016年8月12日

暑苦しい人が近くにいると、「もううんざり」感じることもあるのでしょう。

「暑苦しい」というのは、人柄の良し悪しとは関係ありませんが、

往々にして関わる人を不快にしてしまうものです。

ここでは、あなたの身近ににいるかもしれない暑苦しい人に焦点を当てて、

その特徴をご紹介します。

1.超ポジティブでテンションが高すぎる

暑苦しい人をひとことで表現するなら、「心の体温が高い人」ということになります。

心の体温が高く、熱を発した状態にあるため、そのテンションは当然高くなります。

そして、「明るい」「元気いっぱい」「いつも張り切っている」と言った印象を人に与えるのです。

こうした印象は、決して悪いものではありません。

元気で張り切る人は、チームの中でムードメーカー的役割を演じることもできるでしょう。

しかし、その長所も過度になると、「暑苦しい」というマイナスイメージに変化してしまいます。

そうしたテンションの高さ、心の体温の高さのもとにあるのが、プラス思考、ポジティブシンキングです。

これも、悪いことではありませんが、あまりにポジティブすぎると、周囲を疲れさせたり、

うんざりさせたりしてしまうわけです。

2.物理的距離も、心理的距離も近すぎる

相手との距離が、物理的にも精神的にも近すぎるというのも、

暑苦しい人に共通した特徴と言っていいでしょう。

人と話をする時の距離が、物理的に近すぎるのです。

息がかかるぐらいの状態まで近づいて話をし、話のはしばしでボディタッチをすることもあります。

ボディタッチは、つまり、相手との物理的距離をゼロにする行為ということができるでしょう。

また、心理的距離もきわめて近く、誰に対してもフレンドリーな接し方をします。

フレンドリーということ自体は、けっこうなことですが、それもあまり度が過ぎると、

馴れ馴れしく無神経、さらには無礼な印象を当てに与え、相手から敬遠されてしまいます。

心の体温の高い人が物理的、心理的に近くにいれば、その体温が直に伝わりますから、

「暑苦しい」と感じざるをえません。

3.声が大きく、口数が多い

暑苦しい人には、「耳にも暑苦しい」という特徴もあります。

つまり、関わる人は聴覚でも、その人の心の体温の高さを感じてしまいます。

具体的に言うと、声が大きく口数が多いのが、暑苦しい人の共通点です。

声が大きいために、こちらが聞きたくないと思ってもその話が耳に入ってきてしまいますし、

その言葉の数が多いために、耳が疲れてしまいます。

会話をする場合は、前項で紹介した通り、物理的な距離が近すぎる状態で、

大きな声でおしゃべりされるのですから、こちらはたまったものではありません。

「もう、うんざり」という気持ちになるのも当然でしょう。

4.頼みもしないのに、アドバイスをする

意外に感じるかもしれませんが、暑苦しい人には「親切」という特徴もあります。

人に対して親切で、「力になってあげたい」と思っているのです。

その気持ちが形に表れるのが「アドバイス」。

人がしていることに対して、「自分ならもっとうまくできるのに」と感じると、

頼まれもしないのに自分から近寄って、アドバイスをします。

それはあくまでも、相手に対する親切心によるものです。

しかし、相手にとってありがた迷惑な親切であることが多く、アドバイスが役に立たないことが少なくありません。

また、アドバイスが人生訓めいた話になることも多いために、相手に迷惑がられてしまいます。

5.話がしつこく、くどい

1分ですむ話を5分も10分もかけてするのも、暑苦しい人の特徴と言っていいでしょう。

要するに話がくどいわけですが、そのくどい話を何度も繰り返すしつこさも、暑苦しい人の話の特徴です。

暑苦しい人は、話が演説じみる傾向が強く、話をしているうちに自分の話に酔ってしまうことが少なくありません。

それで話がしつこく、くどくなってしまうわけですが、

本人はそうなればなるほど、ますます酔って、いい気持になります。

悪人ではまったくなく、むしろ人に親切な好人物なのに、

なぜ暑苦しい人が敬遠されてしまうのか、お分かりいただけましたでしょうか。

暑苦しい人のことを理解するための、参考になさってください。