例えば家族経営の会社だったりして、能力はそれほど変わらないのに身内ばかり贔屓する人っていますよね。
そんな人の特徴についてご紹介します。
1.他人の事を信用できない
保育園や幼稚園に通いだす前までのまだ幼い時期と言うのは、自分が知っている世界は狭く、家族や身内だけだったりしますよね。
家族や身内だけで大切に育てられている間は、家族や身内の考えかただけにしか触れる事は出来ませんが、
次第に大きくなって保育園や幼稚園、小学校などに通いだすと周りの友達や先生たちの様々な考え方や意見に触れて、
自分の考えにも変化が出てくると言うものです。
様々な意見を尊重する事が出来るのは大人ならではの考え方といっても良いでしょう。
なぜなら、小さな子供は色んな意見があったとしても、それを知る事はできても受け入れるにはまだまだ幼すぎるからです。
大人になるまでの間に色んなことを経験して、他の人の意見を尊重できるようになるのが成長と言うものですが、
実はそれが出来ない人というのは身内贔屓してしまう傾向にあります。
大人になっても自分の家族、身内の考え方が1番正しいといった考えしか持てない人はいつまでたっても、
他人を信用する事が出来ず、他人からも信用されない可能性が高い人だと言えるでしょう。
2.自分と同じ意見しか受け入れられない
同じような環境で育ってきた家族というのは、考え方や好みといったものも似通っている事が多いです。
兄弟のいる人は同じ両親から育てられてきているわけですから、その両親の考え方などに影響を受けている可能性が高く、
両親と似たような思考や好みを持っているという人も多いでしょう。
兄弟揃って同じような趣味をもっていたり、同じようなタイプの異性を好きになったりする事はよくあることかもしれません。
人は自分と同じような考え方を持っている人に共感し、受け入れ易いといった気持ちが強いですから、
全く違う環境で育ってきた他人と比べると家族や身内の考え方の方が受け入れ易いと言えるでしょう。
家族や身内であれば、自分と同じような考え方や意見を持っている事が多く他人と比べて自分に近い思考を持っていると感じられます。
一方で、全く環境の違うところで育ってきた他人というのは考え方も大きく異なることの方が多いですから、
なかなか受け入れがたいのです。
他人であっても自分と似たような意見を持っている人は比較的受け入れる事が出来るかと思いますが、
基本的には所詮は他人、といった線引きをして付き合っていると言えるでしょう。
3.自分にとってその方が得だと思っている
何かのアクシデントに見舞われた時に、真っ先に頼ってしまうのはやはり家族だと言う人が1番多いのではないでしょうか。
友達に頼ってしまうという人もいるかもしれませんが、アクシデントが大きければ大きいほど、
友達よりも家族や身内に頼ることの方が増えてくるでしょう。
自分の家族や身内というのは、切っても切れない関係ですから絶対的な安心感がありますよね。
友達はいざという時に損得勘定で離れてしまったり裏切られてしまう事がありますが、
家族や身内という関係は損得勘定など関係ありません。
たとえ自分にとって損しかない状況であったとしてもそれは家族であり、
身内であるならば当然被らなければいけない損であると言えるからです。
そこまでして自分のことを守ってくれる家族や身内というものに対しては、やはり絶対的な信頼をおいてしまうものです。
例え他人からみて「おかしな家族」「依存しすぎ」といったような批判を受けたとしても、
自分にとって家族といる方が得に感じられたり、居心地良く感じられる場合は、
どうして身内を贔屓してしまうというのが人間の心理と言うものでしょう。
身内がいつも正しいとは限らない
身内や家族贔屓ばかりしてしまう人というのは、絶対的にその方が正しいと思っている事が多いですが、
実は身内であっても家族であっても間違った考え方を持っているという場合があります。
他人の新たな意見だったり冷静な判断を仰ぐ事で自分のためになる事が多くありますから、
身内や家族だけが正しいのだと思わずに、幅広い意見を受け入れて、
参考にする事が自分の成長の為には大切な事と言えるでしょう。