悩み事を抱える人の特徴5個

最終更新日:2017年5月25日

人はだれしも悩みを抱えているものですが、解決されない悩みをいつまでも抱え続けていることは大変なことです。

また人にはいろいろな性格や気質があり、その中には悩みを抱えやすい人というのも存在します。

そんな悩み事を抱える人の特徴についてご紹介していきます。

1.他人に相談することができない

悩み事を抱える人の中には、人に相談することが苦手な人もいます。

幼い頃から親や友人などに悩み相談する機会がなく、

また他人から相談された経験もない人は、自分に悩み事があったとしても、

どのように悩みを相談していいのか分からないものです。

このような人は悩み事をひとりで抱えてしまうことが多く、

悩みが解決するまでに時間がかかる場合もあります。

悩み事は人に聞いてもらうだけでもずいぶん軽くなるものです。

家族や友人に相談できる人がいなくても、悩みを聞いてくれる機関は意外と多く存在します。

解決しそうにない悩み事で悩んでいる人は、勇気をもって他人に相談してみると良いかもしれません。

2.心配性

悩み事を抱えやすい性格として心配性が挙げられます。

何事にも慎重でいろいろなことを想定しつつ物事を進めていくようなタイプの人は、

ミスが少なく確実なようにも思えますが、ミスを恐れるあまり、

リスクを取らなくなることは問題になる可能性もあります。

また心配性が度を超えると、些細なことにまで不安を感じてしまうようになり、

日常生活にも支障をきたす恐れもあります。

このような場合は自分ひとりで抱え込もうとせず、周りの人や専門の機関に相談するようにしましょう。

3.なんでも一人でやりたがる

悩み事を抱えている人が人に相談できない背景には、強すぎる自立心がある場合もあります。

ある程度大人になると、人に頼ることがカッコ悪く思えてきたり、

自分のことは自分で解決するべきだという考えを持つ人がいます。

確かになんでもかんでも人に頼ることが良いとは思えませんが、

人はひとりでは生きていけないという言葉がある通り、

自分では手に負えないようなことに関しては人に頼っても良いでしょう。

相談することで、そこから人間関係が広がり、信頼関係を築ける可能性もあります。

人と人は助け合って生きていくこともできます。

4.他人に迷惑をかけたくないと思っている

悩み事を相談することをためらってしまう人の中には、

自分の悩みを人に相談すること自体が迷惑なのではないかと感じている人もいます。

とくに今まで他人を頼ったことのない人は、

自分の相談が他人の負担になってしまうことを嫌がる人も少なくありません。

結果的に悩み事を相談することができず、自分ひとりで抱え込んでしまい、

結論が出ないまま堂々巡りのような状態で月日だけが経ってしまいます。

しかし相談されて迷惑かどうかは、自分が決めることではありません。

「自分なんかに相談されたら迷惑だろうな」という考えはただの思い込みに過ぎません。

もしもこのような思い込みを持っている人はまず自分の考え方のゆがみについて自覚し、その癖を直していくべきです。

5.人間関係に不安を持っている

過去のトラウマなどから人間関係を作っていくことに不安がある人も悩み事を抱えやすくなります。

そもそも悩み事の多くは人間関係が絡んでいると言われています。

そのため人間関係に不安があるという方は悩みを持ちやすい人と言えるかもしれません。

このような方は人に頼ることができず、自己啓発本などを読みながら自分の力で解決を目指そうとしがちです。

しかし悩んでいるうちにどんどん深みにはまっていってしまうこともあるため、

場合によっては専門のカウンセラーに相談してみるのが良いかもしれません。

悩み事を抱えてしまう人は真面目で思慮深い方が多いような気もします。

しかし自分ひとりで考え、解決しようとする姿勢は立派ですが少々真面目過ぎる気もしています。

真面目なことや思慮深いことは長所とも言えますが、何事も「過ぎる」ことは逆にマイナスを生んでしまいます。

真面目過ぎず考え過ぎず、またそのような自分を客観的に見つめ、

ときに許してあげることも大切なのではないでしょうか。