学校でも職場でも、不器用な人っていませんか?
悪い人じゃないけど、口下手だし、何を考えているかイマイチわからない…。
そんな不器用さんに共通する特徴を今回はまとめてご紹介します。
不器用にはメリットもデメリットもあります。
自分は不器用だから仕方ない、と諦める必要は全くないのです。
今回は不器用な人の特徴をご紹介します。
1.口下手ゆえに誤解されやすい
不器用な人に共通する特徴として、口下手があげられます。
頭の中ではちゃんと考えがまとまっているのに、口に出すとしどろもどろになってしまう人が大勢います。
言いたいことを上手に他人に伝えられないため、自然と無口になってしまうこともあります。
頑張って話をしようとしても正確に自分の意図が伝えられず、結局誤解されてしまうケースも多々あります。
表現力の拙さや語彙の少なさが誤解の原因になっている場合もあります。
不器用な人は対人コミュニケーション能力がやや欠けているので、
複数人と同時に会話を進めたり、集団行動をしたりすることが苦手です。
逆に、自分一人で考えて進める個人作業は非常に得意で、自信をもって取り組むことが出来ます。
2.意思表示がわかりにくい
不器用な人は明確な意思表示が苦手です。
顔にも出なければ言葉で表すこともない人が多いのです。
したがって、周囲の人間から「何を考えているのかわからない」と言われ敬遠されがちです。
しかし、彼らは不器用ゆえに感情を表に出すことが苦手なだけで(もちろん言葉にすることも)、決して意思のない人間ではありません。
実は小出しに意思表示をしているのですが、とにかく周囲の人間は気がつきにくいのです。
言葉が足りないことも多いため、誤解されてしまうこともあります。
不器用ゆえに誤解されやすいことを自覚している方は、意識して言葉を盛りこみ、
正確に自分の意思を伝えるよう努力すべきでしょう。
3.親しくなるまでに時間がかかる
不器用な人が誰かと親密になるには、とにかく時間がかかります。
対人コミュニケーション能力が低いため、自分に関する情報を発信することが苦手だからです。
なかなか会話のキャッチ―ボールが続かないため、「つまらない人」、
「ぶっきらぼうな人」といった不名誉なレッテルを張られてしまう事も多いのです。
しかし、お喋りが苦手だからといって決して面白くない人間というわけではありません。
聞き手が上手に会話の糸口を見出し、トークネタを振ることができれば結構話がはずむこともあるはずです。
話がはずめば自然と相手との距離は縮まります。
不器用な人と早く親しくなるには、積極的に会話を誘導することが大切なポイントです。
彼らを放置しておくと何時まで経っても話の輪に加わって来ることはありません。
4.辛抱強く、何度でも挑戦する努力家タイプ
自分が不器用な人間であることを自覚している人は、
器用な人のようにスムーズに仕事ができないことをよく理解しています。
1つの作業にかかる時間が器用な人より何倍もかかるうえに失敗してしまうこともよくあります。
しかし、不器用な人はコツコツと努力して成長していくタイプなので、
失敗を重ねながらも試行錯誤して最後には目標に辿り着くことが多いのです。
天才肌ではありませんが、根性のある努力家と言えるでしょう。
不器用な人は失敗を恐れないという特徴があり、「ダメ元でもやってみよう」、「何度でも挑戦しよう」という気概がある人がたくさんいます。
彼らは自分が器用ではないことを十分理解しているので、
人一倍努力しなければ人並みの成果が得られないことがわかっているのです。
5.共同作業よりも個人作業の方が成果を出しやすい
不器用な人は対人コミュニケーションが苦手な傾向があります。
ですから、社内プロジェクトを複数で手掛けたりするような共同作業だと能力を発揮することが出来ません。
社内・外交渉や緊密な連携プレーといったものは不器用な人にとってストレスになります。
彼らは頭の中で考えていることを他人に上手に伝えることができないので、言いたいことが正確に伝わらないことが多いからです。
それは本人のストレスになると共に他のメンバーのストレスにもなります。
資料収集や書類作成といった個人作業を振り分けた方が遥かに効率よく仕事をこなすことができるでしょう。
不器用な人は派手な営業には向いていませんが、縁の下の力持ちとして社内で活躍することができます。
「まとめ」不器用な人は、口下手で対人コミュニケーション能力が低めです。
大勢での共同作業は苦手ですが、個人作業であれば能力を最大に発揮することができ、
目標に向かって根気よく努力することができます。
諦めない不屈の精神の持ち主なので、失敗を恐れず何度でも挑戦する強さがあります。
不器用な人と親しくなるには、こちらから話しかけて会話を引き出すようにすると良いでしょう。
口下手でもちゃんと相手が話を聞いてくれることがわかれば、
不器用な人でも安心してお喋りを楽しむことが出来るようになります。
隠れた面白さを持っている人も多いので、不器用な人だからと避けずに積極的に関わってみることをオススメします。