詰めが甘い人の特徴5個

最終更新日:2017年5月23日

あと一歩なんだけど…といういわゆる残念な印象の人いますよね。

そんないわゆる詰めが甘いとされる人には、どんな特徴があるのでしょうか。

1.見通しが甘い

詰めが甘い人の特徴の一つとして、未来への見通しの甘さが見受けられます。

例えば、明日納期を迎える仕事があったとき、なんとなく大丈夫という感覚で仕事をしてしまうと、

思わぬトラブルに見舞われたりすることでその対処が間に合わず、

納期に間に合わなくなってしまうことがあります。

しっかりと慎重に最後まで気を抜かない人は、

思わぬトラブルがあることも見越して余裕を持って仕事をこなすものです。

先のことをしっかりと考えて行動しないで済ませてしまったことが詰めの甘さです。

2.すぐに満足してしまう

高いクオリティでの仕事を求められた人、詰めが甘い人はすぐに満足してしまう傾向にあるので、

それ以上の質を求めなくなってしまいます。

接客でも、「もっともっとお客様に満足してもらえるサービスがあるかもしれない」という姿勢が、

現段階での最高レベルのサービスを提供できることにつながります。

けれど、現状に満足してしまう姿勢でいると、必要以上の努力をしなくなり、質の低下につながるようになってしまいます。

その「このままでいいや」という気持ちが、成長しなければいけないのにできないという詰めの甘さになります。

3.自分を過信してしまう

自分を過信して自信を持つことは時にとても大事なことではあります。

でも、それも普段からいつも過信しがちになってしまうと、やるべきことをつい忘れてしまったり、

大事なものを紛失したり、遅刻してしまったりしてしまいます。

人間は完璧ではないので、どんな人でも意外と気を付けて行動しなければ失敗を重ねてしまうものです。

一つ一つは小さなミスでも、重なるととんでもないことにもなりかねません。

気づいた頃には、自分を過信しすぎた結果、周りには詰めが甘い残念な人という印象にも…。

4.自己完結してしまう

何をするうえでもコミュニケーションである報告・連絡・相談は非常に重要です。

詰めが甘い人は、「これで大丈夫」と自分だけで都合よく自己完結してしまって、

報連相のどこかが抜け落ちてしまう傾向にもあります。

自分では大丈夫だと思っていても、予想外のことを指摘されたり、

相談されたりするものが人と人とで形成される社会です。

自己完結してコミュニケーションを終わらせてしまうことが、

詰めの甘さを招くことにもなりかねません。

5.短絡的な思考になっている

思考回路が短絡的だと、応用がきかず、さまざまな欠陥を生んでしまいます。

言われるがままに言われたことしかやらず、工夫を凝らすことを考えなかったり…、

また、言われたことでも状況が違えば本当にそれでいいのか考えることをしないので、

いまいち良い結果にはつながらなくなります。

言われたことをこなしているので、職場では「指示には普通に従うけど、

いまいちぱっとしない奴」という微妙な評価になってしまいがちです。

全体を通しての印象として、詰めが甘い人は「これでいい」という妥協の姿勢で、継続した努力を嫌う傾向にあります。

しっかり確認したと思ったら間違っていた、間に合うだろうと思っていたら、

遅刻してしまった…などの行動が目立つ人がいわゆる詰めが甘い人にあたります。

それは自分の首を絞めるだけではなく、時として周りにも迷惑をかけてしまいます。

なんとなく大丈夫だと思うことは自信があるわけではなく、単なる過信であり、

そこには見通しの甘さによって生まれてきた思わぬ落とし穴がたくさんあります。

詰めが甘い人にならないためにも、このような特徴で行動してしまうと、

失敗を重ねて成長できないことを理解することが大切です。