人望がない人の嫌われる特徴5個

最終更新日:2016年4月30日

世の中には人望の厚い人もいれば、まるで人望のない人もいます。

「あの人は、仕事はできるのに、人望はぜんぜんない」という人が、もしかするとあなたの近くにもいるかもしれません。

つまり、仕事の能力と人望は、また別のものと考えていいでしょう。

では、人望がない人にはどういう特徴があるのか、見ていきましょう。

1.口が軽く、うわさ話が大好き

人望がない人の大きな特徴が、「口の軽さ」です。

ある人にとって不利益になるような情報を、その人のいないところでペラペラ吹聴すれば、人から信頼を集めることは到底できません。

それがその人の良い評価につながるようなうわさなら問題はありません。

しかし、口の軽いうわさ話好きな人は、「悪口が好き」という特徴もあります。

つまり、人の悪いうわさ話をすることが、大好きです。

また、人から「このことはぜったいに口外しないで。

内緒にしておいてね」と口止めされたことも、平気でペラペラしゃべってしまいます。

これも、人望がない人の「口が軽い」という特徴です。

2.嘘を平気でつく

人を守るためや、事態を良い方向に導くために「方便」としてつく嘘は、許されます。

むしろ、いつでも馬鹿正直で、そのために、ほかの人に不利益を与えてしまうような人は、信頼を得ることはできません。

必要な方便としての嘘は、大人社会ではプラスに評価されるものです。

しかし、そうではなく、自分の利益のために嘘をつく人、人の不利益になるような嘘をつく人は、けっして人望を得ることはできません。

こういうタイプの人に共通している話の特徴は、「話を盛る」ということ。

嘘とまでは言えなくても、いつでも話を盛って、ウケを狙ったり、自分を良く見せようとします。

そこには、強い自己愛と、強い認証欲求があります。

話を盛ることが癖になっていますので、聞かされる方は「またか」と感じます。

その癖の延長に、自分のためにつく嘘が存在すると考えていいでしょう。

3.言い訳が多く、すぐに責任転嫁をする

何かミスをしたり、人に迷惑をかけた時、すなおに「ごめんなさい」が言うことができないのも、人望がない人の共通点の一つです。

自己愛が強く自分がかわいいため、「自分を守ろう」という意識が大変に強いことが、素直に謝れない原因と考えていいでしょう。

まずは、言い訳をします。

その言い訳で相手が納得しない場合は、他の人のせいにします。

自分が助かるために責任を平気で他に転嫁できます。

自分が助かること、自分が利益を得ることを最優先にして、人のことは顧みない人、

あるいは人を傷つけても平気なのが、人望がない人ということになるでしょう。

ひとことで表現すれば「エゴイスト」です。

4.遅刻魔で約束を守らない

人望がない人には「時間にルーズ」という特徴もあります。

例えば、仕事ができても毎日のように遅刻をしてくるような社員は、同僚たちから人望を集めることはできないでしょう。

そういう遅刻魔は、要するに「約束の時間を守れない人」あるいは「守ろうとしない人」です。

つまり、時間に限らず、人との約束を守らないのが、人望がない人の共通点ということができるでしょう。

5.相手によってがらりと態度を変える

強い人には下手から出て、弱い者には上から目線の強い態度で接するというのも、人望がない人の特徴です。

上司にはごまをすり、後輩や部下には高飛車なふるまいをするという人がいるものです。

下の立場の相手には強く出るというのは、いわゆる「クレーマー体質」にも通じるところがあります。

クレーマーは「客という強い立場」を利用して、弱い相手に対して傲慢な態度を取っているわけです。

そんな人が、人から信頼されるわけはありません。

今回は人望がない人の主な特徴を5種類ピックアップして、簡単に解説してきました。

能力はあるのに人から信頼されない人がいる理由が、お分かりになったのではないでしょうか。

生きていく上での反面教師にすることをオススメします。