声が小さい人の心理5個

最終更新日:2018年11月29日

声の大きさによって、その人の性格や心理を知ることができます。

ここでは、声が小さな人にスポットライトを当てて、どんな特徴があるのか見ていきましょう。

そこから声の小さな人の真の姿が見えてくるはずです。

1.内気で引っ込み思案な性格

声が小さな人にもさまざまなタイプがあり、タイプによって性格や心理的特徴が違ってきますが、

一番多いのが「内気で引っ込み思案」というタイプと考えていいでしょう。

これは生まれつきのこともあれば、育った環境によってそうなることもありますが、人の前に出て目立つことが大変苦手です。

そのため、人前で何か発表したり、スピーチしたりするときは言うに及ばず、普段の会話ですら、声が小さくなってしまいます。

自己アピールが苦手なタイプということになりますが、

本人にしてみると「そもそも、自己アピールする必要性を感じない」という心理を持っていることが少なくありません。

できるだけ目立たないように生きていくことを、むしろ好むタイプと言っていいでしょう。

2.緊張しやすく、人に対する恐怖心を持っている

どんな人でも、強い緊張を感じると、どうしても声が小さくなってしまうものです。

普段から声が小さい人には緊張感を抱きやすいという特徴もあります。

人と話すときに、人一倍緊張してしまうため、声帯が委縮したような状態になってしまうわけです。

緊張だけでなく、恐怖心を伴うケースも少なくありません。

これも、多くの人が実感できるでしょうが、相手が怖い人だと声はどうしても小さくなってしまうでしょう。

声の小さな人には、「相手に対して恐怖心を抱きやすい」という特徴もあります。

このタイプの人は、完全に心を開くことができ、緊張や恐怖をまったく感じない相手、

例えば家族やパートナー、大親友の前では、それほど小さな声にならないという傾向が見られます。

3.自信がない

緊張や恐怖は相手との関係によって生じる感覚や感情ということができるでしょう。

そういう他者との関係性とは別に、自分自身の中にだけ原因があって、声が小さくなる人も少なくありません。

それは、自信の欠如です。

人と話をするとき、あるいは人の前で意見を発表する際、大きな声で堂々とそれができる人は、自分に自信のある人と考えていいでしょう。

自分の意見に自信があったり、自分という存在に自信を持てているからこそ、大きな声を出すことができるわけです。

逆に、自分の意見や自分自身に自信が持てないと、どうしても声は小さくなるものです。

「できれば、意見を発表したくない。

自分を人に見られたくない」という意識が、声量にマイナスの影響を与えてしまうわけです。

4.穏やかで冷静な性格

ここまでは、マイナス心理や、「短所」と呼ぶべき性格によって、声が小さくなるケースを見てきました。

次は逆に「長所」と評価すべき性格のケースを紹介しましょう。

まずは、「穏やかで冷静な性格」です。

人は、感情が激してくると、自然に声は大きくなります。

特に、怒りの感情は、人の声を大きくすると考えていいでしょう。

ですから、そうした感情を抱くことがなく、いつでも穏やかで冷静な心理状態にある人は、声が大きくなることはありません。

激情家の人に比べて、自然に小さな声になります。

このケースでは、感情が安定しているというのが、声の小ささの原因になっているわけです。

5.育ちが良く上品な人柄

あなたの知っている「最もセレブな育ち方をした人」のことを、思い浮かべてみてください。

その人は、きっと「大声を出すタイプ」ではないでしょう。

そうです。

いつも小さな声で話すのが、真のセレブです。

静かな環境で静かに育った人は、自然に声が小さくなると考えていいでしょう。

ですから、声が小さな人には、育ちが良く上品な人柄の人もいるのです。

今回は声が小さな人について、5つの特徴をお話ししてきました。

おそらく、「声が小さい」ということを、マイナスに評価する方が多いのではないでしょうか。

確かに、ここでも取り上げたように、マイナスの要因から声が小さくなることも少なくありません。

しかし、プラス面の特徴を持っている「声の小さな人」もいるのです。