ミスが多い人の困った特徴4個

最終更新日:2016年5月2日

仕事をしていれば多かれ少なかれ誰でもミスをしてしまう事があるものですが、あまりに多いと困りものですよね。

今回はミスが多い人の特徴をご紹介します。

1.落ち着きがない

ひとつの事に集中してとりかかれず、周りをキョロキョロ見回している事が多いタイプです。

自分のやるべき仕事があるのに、他の人の作業の様子をちらちら見たり、電話の会話に聞き耳をたてたり、

同僚が上司に呼ばれると何を話しているのか気になってついそちらばかり見てしまいます。

自分の仕事をしていても、興味を惹かれる物事が周りで起こると手を止めて、時には余計な口出しまでする事も。

また、じっと座っているのが苦手で頻繁に席を立ったり、探し物をして引き出しを開け閉めしたりと、傍から見ているといつもバタバタしているように見えます。

このように他の事ばかりに意識が向いてしまう人は、自分の手元が疎かになり、間違いや漏れ抜けが多くなってしまいます。

改善するのはなかなか難しいかもしれませんが、「まずは15分集中する」等の小さな目標を立てて、意識的に仕事に取り組むと良いでしょう。

2.大雑把

大体ができてれば良しとしてしまうタイプです。

あまり細かい事が気にならない為、細かな注意のいる仕事でミスをしがちです。

例えば、名前は「斉藤」「斎藤」「齊藤」「齋藤」など類似漢字をもつものが多く存在します。

よく見れば違いはわかりますが、このタイプの人はぱっと見で判断してしまい、違いに気付けません。

結果、名前の漢字を間違える等の失礼をしてしまう事になります。

また、このタイプはマニュアルや手順書など、作業に必要な書類をよく読まずにざっと見ただけで取りかかってしまう事もあります。

細部まで読み込まないので、小さな注意書きにまでは気が回らず、結果ミスをしてしまいます。

良く言えばおおらかとも言えますが、仕事の場面では慎重に几帳面に取り組むようにした方がいいでしょう。

3.根拠のない自信家

「自分は大丈夫」と過信し、仕事を見直ししないタイプです。

しかもそういう人に限って仕事の精度は低いものです。

「自分はミスをしない」という根拠のない自信があるばかりに、作業を見直さず提出し、事前に気づけたはずのミスをスルーしてしまいます。

また、我流のやり方をしてしまう人もいます。

マニュアル通りの手順でやれば間違いがないのに「こうした方がいいはず」等と自己流のやり方を思いつき、誰にも相談せずに独断で実行してしまいます。

マニュアルやルールは何らかの理由があって定められているものですから、それから外れると大抵何らかの不具合が起きてしまいます。

また、ミスをした時に「普段はできているし、今回はたまたま運が悪かっただけだ」と真剣に受け止めない人もいます。

自己反省しないので改善がされず、似たようなミスを繰り返す事になります。

このような人には謙虚さが必要です。

「どんなに自信があっても念の為に確認し、周りに相談する」という事を意識して行った方がよいでしょう。

4.周りとのコミュニケーションがとれていない

他人と関わるのが苦手なタイプは、仕事でわからない事があっても気軽に周りに聞く事ができず、

わからないまま進めてしまい、結果的に間違ってしまう事があります。

また、適切なタイミングで報告・連絡・相談ができずに、必要な報告や連絡を漏らしてしまう場合もあるでしょう。

さらに、周りの人との関係が良くないと、何かミスをしても指摘や注意をしてもらいにくい為、ミスの改善ができず悪循環に陥ってしまいます。

人と関わるのが苦手でも、仕事だけは別と割り切り、自分から話しかける勇気を持つようにしましょう。

まずは笑顔で挨拶をする事から始めてみると良いでしょう。

いかがでしたか?

ミスは仕事上の損失や周りへの迷惑だけでなく、自分の評価も落としてしまいますから、できる事ならミスはしたくないですよね。

ミスをしてしまう背景には、意識の持ち方も大きく関わっています。

まずは自分の特徴を認識し、何を改善すればよいのか考えましょう。

意識を変えれば行動が変わりますし、行動が変われば結果も変わります。

ミスを減らす為に、まずは意識から変えてみてはいかがでしょうか。