ちょっとのことで大騒ぎする人の特徴5個

最終更新日:2017年7月28日

普通の人なら別に騒ぎ立てるほどのことでもないのに、すぐに大騒ぎする人がいます。

そうした人が身近にいると、「なんであんなに大騒ぎするんだろう」と不思議に感じることも少なくないでしょう。

ここでは大騒ぎする人について、どんな特徴があるのかご紹介します。

1.ネガティブで心配性

大騒ぎすぐ人はなにごとについてもネガティブな見方をし、マイナス思考になってしまいます。

例えば、仕事でちょっとしたミスをしたとしましょう。

誰もが経験するようなミスですが、同僚に迷惑をかけてしまいました。

普通の人ならミスの処理をした上で、同僚に詫びておしまいということにするでしょう。

しかし、大騒ぎする人は、そのミスをネガティブに大げさに捉えますから、

まるで取り返しのつかない大失敗をしたような気持ちになってしまいます。

あるいは、「明日は雪になるかもしれない」という天気予報を聞くと、

「大雪になったら大変だ」と大げさに考え、大騒ぎして、雪かきの道具を買いに走ったりします。

つまり、大騒ぎする人には、ネガティブでマイナス思考な心配性という特徴があるということになるでしょう。

2.人にかまってほしい

すぐに大騒ぎをする人には、人から注目されたい、自分をかまってほしいという意識があります。

例えば、仕事でミスをして、「大変なことをした」と騒ぎ立てれば、

同僚たちは「どうしたの?」と声をかけ、心配するに違いありません。

どんな重大事が起こったかを、同僚として知りたいと思うのは当然ですし、

場合によっては協力して対処しなければならないからです。

大騒ぎする人は、自己顕示欲が強いところがあるため、そのように同僚から注目され、心配されることが好きです。

さらに、大騒ぎをする人には、「人から共感を得たい」という心理もあります。

そのため、同僚が「それは大変なことになったね」というように同調してくれると満足し、

「別にたいしたことではない」と言われると、不満に感じてしまいます。

3.すぐに人に頼ろうとする

大騒ぎして人から注目されれば、その人に助けてもらうこともできます。

何かのトラブルや困ったことが起こった時、多くの人はまず自力で解決しようとするでしょう。

そして、それがむりだとわかったら、ほかの人からの助力を求めるわけです。

それに対して、大騒ぎする人は依存心が強いため、自力で何とかしようとはせず、すぐに人に頼ろうとします。

前項で説明した「かまってほしい」という心理と同時に、「助けてほしい」という心理も持っているのが、

大騒ぎする人の特徴ということになるでしょう。

4.せっかちで早とちりする

せっかちな性格というのも、大騒ぎする人の特徴の一つです。

気持ちが急いてしまう性格なため、すぐに勘違いしたり早とちりして、

それが大騒ぎにつながることが少なくありません。

例えば、「財布がない」と大騒ぎして、交番に駆け込み、

そのあとで持っていたバッグやカバンを開けてみたら、財布はその中に入っていたということがあります。

それはせっかちな性格なために、「財布がない」と思い込むとよく探しもしないで、

次の行動に移ってしまうために生じた失敗ということになるでしょう。

5.反省しない

大騒ぎをすれば、周囲に迷惑がかかることも少なくありません。

先ほどの例で言うと、たいしたミスでもないのに騒ぎ立てれば、

周囲は自分の仕事の手を休めて、それ対応しなくてはならなくなります。

その間、自分の仕事が滞ってしまうわけです。

ですから、周囲の人は「つまらないことで大騒ぎしないように」と苦言を呈することもあるでしょう。

しかし、大騒ぎする人は、真摯に反省することはありません。

そのように言われても、軽く聞き流してしまい、大騒ぎしたこと自体を簡単に忘れてしまうために、

何度でも同じような大騒ぎを繰り返すのです。

少なからず周囲に迷惑をかける大騒ぎする人の特徴を、5点紹介しました。

大騒ぎする人の心理を知るための参考になさってください。

また、自分に当てはまる項目はないか、セルフチェックしてみるのもいいでしょう。