買い物依存症の人の怖い特徴4個

最終更新日:2016年12月5日

人は時に人や物に依存してしまうことがあります。

中には買い物依存症と言われる依存もあり、買い物をすることでストレスを発散したり欲求を満たす人がいるのです。

買い物依存症にはどんな特徴があるのか、具体的に把握しておきましょう。

1.買っておきながら使わない

買い物依存症の人は、目的あるものを買ったり検討することに満足をするよりも、「買う」ことに満足をする人が多く、

結果的に一度も購入後使わないということもあります。

「○○に使うから」という理由で買う意識ではなく、「買いたい」欲求に駆られて買い物をしてしまうのが買い物依存症の特徴で、

無駄な買い物や後悔する買い物が多くなります。

例えば「これいいな」と思って買ったものの、家に帰ってから「どうしてこんなもの買ったんだろう」「同じようなのあった」と後悔するケースが多々あります。

これは「買う」「得る」ことで満足が得られるだけであり、そこに物の目的や使い道には意識がない状態で買い物をします。

2.他のストレス発散法を知らない

運動をしたりカラオケに行ったりと、他でストレスを発散することができない人ほど、買い物依存症になりやすいです。

欲しいという欲求を買い物することで解消・満足し、それによって得た快感や喜び・楽しさがストレス発散となっているのです。

自分の中で、ストレス発散が出来ている人、方法を知っている人は、このような場面になると理性が働いたり躊躇するもの。

しかし、日頃からのストレスが発散出来ていない人は、身近なところで満足を得て解決しようとしてしまいます。

買い物を依存症を克服したい場合は、自分に合ったストレス発散法を見つけることも大事になるでしょう。

3.現金ではなくカードタイプ

買い物依存症の人に多いのが、現金ではなくてカード支払いであること。

現金が減っていく感覚が分からず、見えないお金によって清算することで、得した気分になっている人もいます。

当然、後々支払わなければならないものになるものの、その現金すら口座からの引き落としになり、

お金の動きが見えていないことが多く、「買っている」「お金を使っている」という感覚を失いつつある状態と言えます。

またお財布に現金が入っていない、口座にお金が残っていない状態でもカードで支払えば購入出来てしまう為、

買い物依存症によって破産してしまうタイプの人もいます。

収支が目に見えていない状態の人は、買い物依存症の特徴に当てはまるのです。

4.子供の頃に満たされていなかった

幼い頃に親からの愛情が不足していた人や、物を買ってもらえずに我慢ばかりしていた人は、

大人になってからそれを補う為に、買い物依存症となることもあります。

こうしたケースの場合は、「私は愛情不足だった」「欲しいものをもらえなかった」と自覚がないために、

いつまでも幼い頃に抱いた不満を解消できずにいます。

満たされたい思いが強いと、物を買うことによって「満たされた」「補えた」という気持ちになり、それが自身にとっての幸福となってしまいます。

寂しい、悲しい、かまって欲しいなどといった感情を、大人になってから買い物をすることで満たされ、

この方法でしか満足を得られなくなっている可能性があります。

趣味を見つけたり、人との繋がりを濃くするなどして、他から得る満足感を増やしていくべきでしょう。

買い物依存症は、周りに迷惑をかけることが少ないため、自覚してストップさせることが難しい依存です。

買ったものの使わずに眠っているものが多いのであれば、それは買い物依存症である可能性があります。

ストレスの発散法を見つけたり、他に趣味を見つけるなどして、意識を他のことに向ける必要があります。

買い物依存症は自分の欲求を満たすだけであり、不要な物ばかりが増えてしまいます。