来年までに100万円貯金しよう。
毎月2万円ずつ貯金しよう。
などと目標を持って貯金を始めても、全然お金が貯まらなかったという経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
貯金できない人とできる人の違いを知ることで貯金のコツも身についてくるものです。
ここでは貯金できない人の特徴をご紹介します。
1.明日から真面目に貯金すると考える
貯金できない人の特徴は、貯金を始めることを決意してもなかなか無駄遣いをやめられず「明日から真面目に貯金しよう」「来月から節約するから今月はそのぶん散財しよう」といつまでたっても本格的な貯金に取り組まない人です。
また、貯金を始めたつもりでもうっかり散財してしまった時は「明日からまた真面目に貯金すればいいや」「今日まではまだ大丈夫」と常に言い訳をして、そのようなタイプの人の貯金は始まらないので貯金できないのは当然です。
2.なんでも臨時支出扱いにする
貯金できない人の特徴は、金銭面で自分に甘いことです。
自炊するのを面倒くさがって無駄な外食をしてしまった後で「今日は残業で疲れていたから仕方ない」とか、「休日くらい贅沢しても特別な日だし」と臨時支出扱いにしてしまいます。
気持ちはわかりますが、普段いくら節制しても日常的にそのような臨時支出を繰り返していたらやはり貯金はできません。
日常的な臨時は、それは臨時ではありません。
3.細かい出費を計算に入れない
貯金できない人の特徴は、ブランド品の買い物や宿泊する旅行など高額の出費は一生懸命計算して出費を抑えることができても、コンビニで買うドリンクやおやつなど数百円単位の小さな出費を少額だからといってまるまる度外視していることがあります。
そういった小さな出費を積み重ねていくとあっという間に万単位のお金になります。
細いからといって計算に入れないような諸費用こそ節約の対象にすべきものなので、そこをシビアに計算できない人は貯金ができません。
4.ご褒美という名目の無駄遣い
貯金できない人の特徴は、誕生日だから、週末だから、仕事を頑張ったから自分へのご褒美をあげるという名目で無駄遣いをしてしまいます。
年に1回くらいの特別なご褒美なら自分のモチベーションを上げるために必要な出費かもしれませんが、そのようなタイプの人はどちらかと言うと無駄遣いの言い訳にご褒美という言葉を使っているだけにすぎません。
毎月のように自分にご褒美をあげているようでは貯金はいつまでたってもできません。
5.お金を無駄にする生活習慣
積極的に無駄遣いをすることを改めて貯金しようとしても、なぜか貯金ができないという人は生活習慣に問題があることがあります。
例えば30分早く飲み会から帰れば電車で帰れるところを、だらだらしていて終電を逃してタクシーを使う生活習慣、行き当たりばったりで冷蔵庫に何が入っているかを把握しないまま買い物をして食材を無駄にしたり足りなくて高いものを買ったりするような生活習慣は、ちょっと改めただけで出費を抑えることができます。
目に見えるものだけでなく、目に見えない出費に気を配りましょう。
6.非現実的な目標
貯金できない人の中には、収入の半分を貯金する。
1日の食費を1000円以下に抑えるなど、よほど無理をしないと実現できないような高すぎる非現実的な目標を設定していることがあります。
そのような目標は結局早い段階で挫折を繰り返すことになります。
その度ごとに諦めて今まで通りの生活習慣をしているのでいつまでたっても貯金ができません。
日々の出費やこれから必要になるお金を細かく計算して、真面目にやれば実現可能な現実的な目標を設定することが結果的には貯金の成功につながります。
いかがでしたか。
貯金ができない人の特徴には全てにおいて自分に甘いという特徴があります。
今まで貯金できなかったということは自分の中の何かを変えないといつまでたっても同じようになってしまうということですので、細かい単位の金額まできちんと計算してシビアに目標を達成していくことが貯金ができる人になる近道です。