メンチを切る人の特徴4個

最終更新日:2017年7月11日

目が合った相手のことを強い目でにらみつけることを「メンチを切る」と表現することがあります。

実際に街中でメンチを切られて怖い思いをした経験のある人も少なくないでしょう。

では、どうしてそんな怖い目でにらみつけるのか、ここではメンチを切る人について、

どんな特徴があるのか見ていくことにしましょう。

1.自分の強さをアピールしている

メンチを切るというのは、ひとことでいうと威嚇行為です。

よく、試合前のボクサーやプロレスラーが対戦相手の目を凝視して、

これでもかとばかりににらみつけているシーンを目にすることがあるでしょう。

あれなどが、典型的な例です。

これから戦う相手ときびしい目でにらむことによって、自分の強さをアピールしています。

動物が敵を威嚇して、自分の強さをアピールしようとするのと同じと考えていいでしょう。

動物の場合も、うなったりほえたりするだけでなく、目で威嚇するということがあります。

人間の場合は、社会性のある動物ですから、いきなり手を出す前に目で威嚇して、

自分の力を誇示しようとする傾向が、動物よりも強いと考えられます。

相手に自分の力をアピールしようとしているというのが、メンチを切る人の特徴ということになるでしょう。

2.相手に対して強い嫌悪感を抱いてる

自分の力を誇示しようという心理ではなく、相手に対する嫌悪感の表明のために、メンチを切るということも少なくありません。

例えば、職場の先輩にひどく怒られた後輩が、その先輩に対してメンチを切って見せるということがあります。

社内的な立場が下ものもが、上のものに不快感や嫌悪感をアピールしようとするとき、言葉ではなく目で伝えることがよくあります。

この場合は、「自分は強いんだ」というアピールをしているわけではありません。

自分のことをひどい怒り方をした先輩に対し、「あなたにひどい不快感を感じています。

はっきり言って、あなたのことが大嫌いです」という意志の表明と考えていいでしょう。

後輩という立場から、口で「嫌い」と言えないために、目で伝えようとしているのが、

こうしたケースでのメンチを切る人の特徴です。

3.実は自信がない

メンチを切る人を見ると、いかにも自信満々のように感じられるでしょう。

確かに、メンチを切る表情や態度は、一見そのように見えます。

しかし、実はメンチを切る人はそれほど自信がないのです。

極端な例をあげましょう。

相撲の横綱がまだ入門して間もない新弟子と稽古をするとしましょう。

その時に、横綱が自分の力を誇示するために新弟子にメンチを切るということはありえません。

力の差がそれくらい開いていると、メンチを切って相手を威嚇する必要はないのです。

そうではなく、相手に対して「もしかすると自分の方が弱いかもしれない」とか、

「ケンカしたら負けるかもしれない」と感じた時に、目で威嚇すると考えていいでしょう。

メンチを切るというのは、心理的な一種の先制攻撃です。

先制攻撃をする必要を感じるのは、自信がないからにほかなりません。

自信がないために先制攻撃して、自分有利に進めたいと思っているのが、メンチを切る人の心理です。

4.ストレスが溜まっていてイライラしている

人間はイライラしていると、どうしても厳しい表情になってしまいます。

そして、そのきびしい表情のまま、人と目を合わせるということもあるでしょう。

気が荒立っている精神状態にあると、目が合った人に対して、無意識のうちににらみつけてしまいます。

特に相手を威嚇しようという意識はなくても、イライラした状態になると、

無意識のうちにメンチを切るような目をしまうことが、人間にはあります。

ストレスを溜めて神経が荒立っているというのも、メンチを切る人の特徴の一つということができるでしょう。

いかがでしたか。

メンチを切る人について、ここでは主にその心理面に注目して、4つの特徴を紹介しました。

人からメンチを切られた時は、その相手がどんな心理を持っているのかを知るための参考になさってください。