眉間にしわを寄せる癖がある人の理由とは

最終更新日:2017年7月27日

眉と眉の間にしわを寄せると、いかにも不機嫌そうな表情になります。

そういう表情をしている人を見ると「何かあったのだろうか」と気になるに違いありません。

ここでは、そのように眉間にしわを寄せる人について、どんな特徴を持っているのか、

どうしてそのような表情をしているのか紹介しましょう。

1.心配なことがあり、そのことを考えている

例えば、職場の同僚がデスクに向かいながら、仕事もせずにただ眉間にしわを寄せた表情をしていたとしましょう。

その場合、目の前の仕事とは関係ない別のことを考えて、そういう表情になっていることが少なくありません。

家族が病気で寝込んでいるとか、人間関係の悩みを抱えているとか、借金の返済に追われているとか、

あるいは今の仕事を辞めたいと思い、転職しようかどうか迷っているとか、

いずれにしても目の前にある仕事とは別のことを心配しています。

そうした心配なことや悩みごと、あるいは迷っていることがあって、そのことが頭を支配している状態なために、

気が付かないうちに眉間にしわを寄せた厳しい表情になっていると考えていいでしょう。

これはいわば、「心ここにあらず」の状態になって、眉間にしわを寄せるケースです。

2.目の前の仕事などがうまくいかずいら立っている

同じようにデスクに向かい、仕事をしながら眉間にしわを寄せるケースもあるでしょう。

この場合は、仕事をしているのですから、意識は今やっている仕事に向いています。

ということは、今やっている仕事が原因で、不機嫌な表情になっていると考えていでしょう。

この場合の眉間にしわを寄せている人には、仕事がうまくいかずにいら立っているという特徴があります。

例えば、パソコンで資料を作成している時、思うように仕事がはかどらず、

締め切りに間に合いそうになかったり、作成した資料に重大なミスを発見して作り直している時などに、

眉間にしわを寄せてしまうことがよくあります。

これは、会社の仕事だけではありません。

育児が思うようにいかなかったり、作っている料理のできが悪かったり、

試験のための勉強がはかどらなかったりするときにも、人は眉間にしわ寄せた表情になることがあります。

仕事などが思うようにいかないというのが、このケースでの眉間にしわを寄せる人の特徴ということになるでしょう。

3.目の前にいる相手に怒りや不快感を抱いている

ここまで紹介してきた2つの特徴は、いずれも自分に原因があって眉間にしわを寄せているケースでした。

自分ではなく、人が原因でそうした表情になることも少なくありません。

例えば、上司が部下から仕事の報告を受けるとします。

その部下のミスによって、何か大きなトラブルや問題が発生したとしましょう。

しかも、そのトラブルはいまだ解決されておらず、深刻な事態になっているとします。

そうした報告を受けた上司は、とても心穏やかではいられません。

「なんで、そんなミスをしたんだ」という怒りを感じ、「どうして、もっと早く対応しなかったんだ」という不快を感じることでしょう。

そうした心理になった時、人は眉間にしわを寄せた厳しい表情になることがよくあります。

この場合、無意識にそうした表情になることもありますが、意識的にそういう顔をして、

部下に自分の不快な気持ちを伝えようとするケースも少なくありません。

4.体の痛みを感じている

眉間にしわを寄せる場合、多くはそのような心理的原因によるものですが、

そうではなく、肉体的な原因から、そうした表情になることもあります。

例えば、歯痛を感じているとしましょう。

「歯が痛い」と周囲に話すこともあるでしょうが、黙って我慢することも少なくないでしょう。

そのように、痛みを人には伝えず、じっとがまんしている時に、人は思わず眉間にしわを寄せてしまうことになります。

体の痛みを感じていること、これも眉間にしわを寄せている人の特徴の一つということになるでしょう。

眉間にしわを寄せた表情をしている人について、どんな特徴があるのか、主なものを4種類紹介しました。

眉間にしわを寄せている人の心理や、その理由を知るための参考になさってください。