いつも悔いを残し後悔してしまう人の特徴5個

最終更新日:2017年7月28日

終わったこと、すんだことについて、「ああすればよかった」とか

「あそこはもっとこうしたほうがよかった」と残念に感じることが人間にはあります。

そのように後悔してしまう人、悔いが残る人にはどんな特徴があるのでしょうか。

1.「やる」「やらない」で迷ったとき、「やらない」という選択をしてしまう

人間は、日々「やった方がいいか、

やらない方がいいか」という選択をしながら生きているといっても過言ではないでしょう。

日常的なこともあれば、人生を左右するような「やるかやらないか」の選択もあります。

悔いが残る人の一つの特徴が、そうした判断をする時、つい「やらない」という選択をしてしまうということです。

もちろん、「やる」という選択をしたために、あとから「やらなければよかった」と悔いることもあるでしょう。

しかし、「やらない」という選択をした場合の方が、「やればよかった」という悔いが、

あとあとまで残ることが多いものです。

やって失敗したとしても、「チャレンジしただけ、自分にはプラスになった。

これも一つの経験だ」と、自分を納得させることができます。

しかし、やらなかった時は、そのように自分を納得させることがむずかしいため、

より悔いが残ることになると言えるでしょう。

2.完璧主義

仕事でも勉強でも家事や趣味でも、何事もパーフェクトを目指す人は、

どうしても悔いが残ることがふつうの人よりも多くなります。

例えば、仕事で書類を作り、それを上司に提出したとしましょう。

ふつうの人なら、特別大きなミスがなければそれで納得できますから、

提出後に後悔することはありません。

完璧主義者はちがいます。

書類の提出にはタイムリミットがありますから、そのリミットに合わせて提出せざるをえませんが、

完璧主義者は「もっと時間があれば、もっと良いものが作れたはずだ」と考えます。

そして、提出後も、自分の作った書類の細部を思い出しては、

「あそこはもっとああすればよかった」と、後悔します。

完璧主義者は自分がやったことについて、減点方式の採点をします。

その減点部分に注目するため、悔いが残ることになると考えていいでしょう。

3.あわてて判断、行動してしまう

せっかちな性格だったり、周囲に急かされたりしたためにあわてて判断し、

そのことによって悔いを残すということも少なくありません。

あわてて判断すれば、間違った選択をすることも増えるでしょう。

よく考えないで、いきなり行動に移したために失敗するということもよくあります。

そういうケースでは、あとになって「もっと慎重に考えればよかった」とか、

「あんなに焦る必要はなかった」というように、悔いが残ることになってしまいます。

4.まじめな性格

人生における大きな失敗という場合は別ですが、

日常的な小さな失敗であれば、「まあ、しょうがない」と諦めることもできるでしょう。

特に、おおらかな性格だったり、自分に寛容な人は、

そのように考えることができますから、悔いが残ることは少なくなります。

逆のタイプの人、つまり、几帳面でまじめな性格の人が、

すんだことに対して悔いを残すことが多くなります。

そういう性格の人は、何をやるにもまじめに取り組みますから、

その結果、ミスや失敗をした場合に、自分をどうしても強く責めてしまいます。

例えば、ちゃらんぽらんな性格の人であれば、行動自体がちゃらんぽらんなのですから、

それがどういう結果を生んでも、さほど気にはなりません。

ちゃらんぽらんにやったことについて、「ああすればよかった」というように悔いが残ることはないでしょう。

まじめであればあるほど、自分のしたことについて悔いが残るものです。

5.意地を張って素直になれない

恋人や友達とケンカ別れをしたために、悔いが残るということも人間にはあるものです。

ケンカしたとしても、素直に自分の非を認め、相手に頭を下げれば、

関係が壊れることはなかったに違いありません。

ところが、つまらない意地を張って、自分から謝罪することをしなかったために、

思ってもいなかった別れが訪れてしまったわけです。

このような時、あとになってから「どうして、あんなつまらない意地を張ってしまったのか」と、

大きな悔いが残るのです。

人間、生きていれば悔いが残るということはありますが、

できるだけそういうことにならないようにしたいものです。

悔いのない生き方をするための参考になさってください。