真面目な人の固い特徴5個

最終更新日:2016年10月31日

「真面目」というのは、人間の美徳、長所と考えていいでしょう。

しかし、時には「あの人は真面目だから」と、敬遠されてしまうケースも少なくありません。

今回はそんな真面目な人の特徴をご紹介します。

1.人の見てない所でも手を抜かない

何ごとにも一生懸命で、全力投球というのが真面目な人の特徴ですが、

人の見ていない所でもそうであることが、より大きな特徴と言っていいでしょう。

というのも、真面目でない人でも、人の見ているところでは一生懸命にやって見せるということがあるからです。

人目を気にし、人からの評価を高めたいという動機から、全力投球するのは、真面目な人のすることではありません。

真面目な人は、人が見ていよう見ていまいが、常に手を抜かないのです。

その裏には、強い自制心と自尊心があり、「手を抜く自分が許せない」という心理が働いていると考えていいでしょう。

同じように、人が見ていなくてもきちんとマナーやルールを守ることができるのも、真面目な人の共通点です。

2.ストレスを溜めこみがち

人一倍、強いストレスを感じてしまうのが、真面目な人のマイナス面の特徴です。

ちょっと約束の時間に遅れたり、小さなミスを犯しただけでも、必要以上に自分を責めます。

「どうして、こんなことをしてしまったのか」を深刻に考え、「人に迷惑をかけた」と自分を責めれば、それは当然ストレスになるでしょう。

ふつうの人なら、ミスはミスとして認めながらも、「まあ、いいか」という考え方をすることで、

そのことを忘れることができますが、真面目な人は「まあ、いいか」とか、「しょうがない」という考え方ができません。

そのため、いつまでもその些細なミスが頭の中に残り、後悔と自責の念から、

ストレスを溜めこんでしまうのが、真面目な人の困った特徴と言うことになるでしょう。

3.固定観念にとらわれてしまう

柔軟な考え方ができないのも、真面目な人のマイナスの特徴と言っていいでしょう。

一つのことに対して、「これは、こうだ」と決めつけて考えてしまします。

例えば、仕事をする際、自分で決めたやり方がある場合、

人から他のやり方をアドバイスされても、それを試してみようという気にはなかなかなれません。

そのため、自分のやり方が効率の悪いものであっても、改善できないままになってしまいます。

また、ものごとの評価についても、一度「これはアリ」「これはナシ」と決めてしまうと、その判断を変えることができません。

固定観念にとらわれてしまう頭の固さが、真面目な人の良くない特徴であり、それが人から敬遠されてしまう原因にもなっているのです。

4.人に対しても「真面目さ」を求める

真面目な人は「真面目は美徳、真面目は善」と思っています。

そのような善悪の判断が固定化されているため、「人間は真面目であるべき」という考え方に固執します。

もちろん、基本的に人間にとって真面目さは長所と言っていいでしょうが、だからと言って、

すべての人間がそうあるべきという決めつけは、必ずしも正しいとは言えないでしょう。

しかし、そういう柔軟な考え方ができないため、自分はもちろん、人に対しても真面目さを強く求めてしまいます。

そのため、人が少しでも不真面目な言動をすると、それを許すことができません。

不真面目な言動を嫌悪し、時には本人にそれを指摘して、自分の価値観に従わせようとするところが、真面目な人にはあります。

5.交際している恋人に一途で、二股交際はけっしてしない

最後に、恋愛に関する真面目な人の特徴を紹介しておきましょう。

それは「一途」ということ。

真面目な人は、交際中の相手一筋で、その人の事ばかりを考える傾向が強くあります。

ですから、他の異性に心を奪われてしまうことは稀ですし、まして、二股交際などはけっしてしません。

もし、他に好きな人が現れたなら、きちんと恋愛関係を清算してから、新たな恋をスタートさせるのです。

そこには、「二股交際は不道徳」という意識があります。

真面目な人は倫理観がつよので、そんな不道徳なことは、けっしてしないのです。

真面目な人に共通する特徴を5つ紹介しました。

最初と最後はプラス面の特徴、あとの3つはマイナス面の特徴と言うことになるでしょう。

あなたの近くの真面目な人を理解するための参考になさってください。