潔い人の清々しい特徴5個

最終更新日:2016年8月1日

潔い人というのは、誰からも好感を持たれ、多くの人から尊敬されるものです。

「自分も潔くありたい」と思っている人も少なくないでしょう。

では、どうすれば潔い人と呼ばれるようになるのか。

今回は潔い人の特徴をご紹介します。

1.終わったことをいつまでも引きずらない

終わったことをいつまでも引きずらないのが、潔い人の大きな特徴と言っていいでしょう。

いつまでも過ぎたことに心を囚われ、ウジウジ思い悩んだり、落ち込んだりしてしまう人が少なくありません。

人間には「未練心」というものがありますから、それもやむを得ない側面もあります。

しかし、潔い人は未練心が希薄なために、終わったことを引きずることがありません。

何か、失敗やミスをすれば、反省はしっかりします。

失敗の原因を振り返り、改善策を考えます。

しかし、いつまでも後悔することはないのです。

つまり、「失敗した時に反省はするけれど、後悔はしない」というのが潔い人の特徴ということになるでしょう。

「反省はなおざりにし、後悔ばかりする」という人が少なくありませんが、それとは正反対の特徴を持っているのが、潔い人です。

2.まちがいに気づいたらすぐに正すことができる

自分の意見や思想に固執しないというのも、潔い人に共通した特徴の一つです。

人間はどうしても、自分の意見にこだわり、なかなか変えられないものですが、その点、潔い人はあっさり意見を変えることができます。

自分の意見や考え方が間違っていると気づくと、すぐにそれを正すことができるわけです。

また、人の意見や話にしっかり耳を傾けますから、人の意見を取り入れたり、それが正しいと判断したら人の考え方に従うこともいといません。

要は「何が正しいのか」ということ。

多くの人は客観的な正邪よりも、自分のプライドや自尊心を優先して、自分の考えを押し通そうとするものですが、

潔い人は、常に「正しいか、間違っているか」の判断に従うのです。

「誰の意見か」にはこだわらないわけです。

3.自分の非を認め、責任を取る

まちがいをすぐに正すだけではありません。

自分が何かミスをした場合は、すぐにその非を認め、責任を取ることができるのも、潔い人の特徴です。

謝罪の必要があれば、素直に謝ります。

また、自分のミスによって会社や組織などに多大なを与えたと判断したら、責任を取って、職を辞すこともできます。

部下の責任を自分が取る場合も少なくありません。

立場に固執したり、メンツにこだわったりすることがありませんから、あっさり職を辞して、また新たなスタートを切ろうとするわけです。

つまり、常に前を向いて歩いて行くのが、潔い人の特徴の一つと言っていいでしょう。

4.人生には運不運があることを知っている

人生は運に左右されるものです。

運が悪かったために、目標や夢を達成できなかったり、思うようにならなかったり、辛い目に合うこともあるでしょう。

潔い人は、そのことをよく知っています。

ですから、うまく行かなかった場合にも「運が悪かったのだから、しかたない」と、あっさりあきらめることができます。

多くの人は、そこであきらめることができず、もがき苦しんだり、人を恨んだりしてしまいがちですが、その点が実にあっさりしています。

ある意味、人生を達観しているのが、潔い人ということになるでしょう。

5.人から嫌われることを怖れない

潔い人は人間関係のあり方もあっさりしています。

人間は誰からも好かれたいと思うものです。

潔い人もそういう心理を持ってはいますが、「実際にはそうはいかない」ということをよくわきまえてもいるのです。

ですから、合わない人から嫌われたとしても、「それはそれでしかたない」と考え、その人に固執することがないのです。

「人間は誰しも、人から嫌われることがある」ということを知っていますから、人から嫌われることを怖れません。

無理して八方美人になろうとしないのが、潔い人です。

今回は潔い人について、その特徴を5種類取り上げ、説明してきました。

もって生まれた性分や性格という側面もありますが、どの特徴も、「自分もそうなりたい」と意識することによって、身に着くものではないでしょうか。