就職やアルバイトなどやりたい職種があっても、
仕事に就くためにはまず面接に受からなければなにも始まりませんよね。
しかし、面接は初対面の相手と改まった場所で行うため、
緊張してうまく自分を表現できずに悔しい思いをした人もいるのではないでしょうか。
中でも、一次面接で落ちてしまうのはガッカリして自信を失くしてしまいますよね。
そこで今回は、そのような「一次面接で落ちる人の特徴」についてご紹介します。
1.見た目に問題がある
面接では、面接官と受ける側は初対面であるため、どうしても中身よりも外見的なところに目が行くものです。
そのため、第一印象で受け入れてもらえなければ、せっかく性格がよく才能があったとしても、
それをわかってもらう前に不採用になってしまうでしょう。
例えば、面接なのに髪は金髪や茶髪でメイクも派手など、
面接にふさわしくない外見だったり、スーツではなく普段着のようなラフすぎる服装で来るなど、
面接官の信用を失うような格好では、「真面目に働かないだろう…」と思われても仕方ありませんよね。
また、いくら黒髪やスーツだからといって良いわけではなく、その中に清潔感がなければ好感を持たれません。
せっかくの黒髪でも、寝ぐせが付いたままの状態であったり、
スーツもほころびたボロボロの物ではだらしない印象を与えてしまいますよね。
2.性格的に問題がある
上に挙げたように、最初は第一印象で判断されてしまうものですが、
次に判断するのは実際に面接官と話した時の言葉遣いや雰囲気など、性格的なものも面接の判断基準となるでしょう。
とはいっても、初対面で自分の本当の性格をわかってもらうことは難しく、
いかに面接の場で好印象を与えられるかが大事になります。
そのため、明るく笑顔でハキハキと受け答えできる人は、
当然ですが面接官にも好印象を持たれやすく採用される確率が高いでしょう。
しかし、性格が暗かったり内気で会話の受け答えがうまく出来ない人の場合、
「これでは周りとのコミュニケーションが取れない」と判断され落とされやすいのです。
また、明るく元気であれば問題ないのかといえば、そうではなく、
その明るさが単にうるさいものであったり落ち着きがない場合も
「安心して仕事を任せられない」と落とされてしまう可能性が高いでしょう。
3.ハードルが高すぎる
いくら自分がやってみたい職種だからといって、
自分の身の丈にあっていないハードルの高い職業を選んでしまっては、なかなか採用されるのは難しいでしょう。
例えば、資格を持っていないのに専門職を希望したり、パソコンができないのに事務や経理を希望するなど、
資格や経験もないのに応募してもよほどのことがない限り採用されることはありませんよね。
ひと昔前であれば、やる気だけで採用されることもあったかもしれませんが、
今はほとんどの人が何かしらの資格を持っていて、それでも就職が難しい時代です。
また、接客や外交など、社交性や華やかさが求められる職種の場合、
ある程度の容姿や積極性が必要となり、容姿に自信がなかったり、
人見知りが激しいなどのコンプレックスがある人には向いていないものもあるでしょう。
4.無職歴が長い
仕事になじめなかったり、人間関係のトラブルなどで泣く泣く仕事を辞めてしまう人も少なくありませんよね。
その時、次の仕事が見つかってから退職するのが理想ですが、
現実はそううまくはいかず「退職したはいいけれど、次の仕事がまだ決まっていない」といった人もいるでしょう。
その理由は様々で「自分のやりたい仕事が見つからない」とか「以前の職場で人間関係がうまくいかず、
トラウマになっている」といった理由から、なかなか次へ進めなくなってしまう人もいるのです。
その期間が数カ月程度であるならば問題ないのでしょうが、
そのままズルズルと何カ月も何年も無職の状態が続いている人もおり、
いざ久しぶりに面接を受けることになっても「今まで何をしてきたの?」といったように、
疑問を持たれ不採用となってしまうケースも多いでしょう。
このように、面接では表面的な部分しかわかってもらえないため、自分をうまくアピールできない人や、
何かしらの事情を抱えている人にとっては納得のいかない結果になることも多く、
理不尽な経験した人もいるのではないでしょうか。
だからといって無理に自分を取り繕って採用されたとしても、すぐにボロがでてしまっては意味がありません。
第一面接を通過するには、まずは最低限の服装や言葉遣いなどのマナーと、
悩みや不安があれば正直に事情を話してみる勇気も必要かもしれませんね。