人にはそれぞれ特徴があり、動作や仕草なども人によって異なるものですよね。
しかし、その中でもちぐはぐな動きをする人は、動きが独特なために目立ちやすいのではないでしょうか。
そこで今回は、そのようなちぐはぐな動きをする人にはどのような特徴があるのかご紹介します。
1.ひょうきんである
性格が明るくひょうきんな人は、人を笑わせるためにわざと面白いポーズを取ったりジェスチャーをするなど、
ちぐはぐで楽しい動きをします。
そして、このようなタイプは、あえて笑いを取るために狙ってやる場合も多いですが、
特に意識しなくても何気なくジェスチャーがちぐはぐで周りを和ませる雰囲気を持っていることもあるでしょう。
普通ならば、聞かれたことに対し、そのまま質問に答えるところを、
このようにひょうきんな人は言葉使いが独特で面白かったり、
言葉の節々に変わった単語を入れるなど、その人独自のキャラが作られていることもあるでしょう。
このような人は、みんなの人気者であったり、いい意味でいじられキャラなことが多く、
その人が普段しているジェスチャーを真似るだけで誰の話をしているのかがわかるくらいキャラが濃いこともあります。
2.恥ずかしがり屋である
性格が恥ずかしがり屋な人は、人と話すときに照れてしまうことが多く、
その時に動作がちぐはぐになってしまうことも少なくありません。
人は恥ずかしいと感じると、手を頭にのせたり髪の毛を触るなど、
特に意識はしていないのに勝手に手が動いてしまうものですよね。
そのように、恥ずかしいと思うことで、手の動きがちぐはぐになったり、
誰かに見られていると思うと意識してしまい、歩き方がちぐはぐになるなど、動きがぎこちなくなってしまいます。
とくに、自分の好きな人と話すときに、話を噛んだり変なことを言わないよう意識するあまり、
身体の動きがちぐはぐになり焦ってしまうことが多いのではないでしょうか。
また、みんなの前で何か発表したり、自分の作業しているところを見せる場面などで恥ずかしさから焦ってしまい、
ちぐはぐな動きになる人も少なくありません。
3.精神的に不安定である
なにか心に闇を抱えていたり精神的に病んでいる人は、すっかり自信を失い気持ちが不安定なため、
その気持ちがちぐはぐな動きになって表れることが多いでしょう。
このように、精神的に不安定な人は、「人からどのように見られているのだろう」と必要以上に気にしてしまう傾向にあり、
外を歩いているだけで「自分は変な人だと思われないだろうか」などと余計な心配ばかりします。
そのように、他人の目を気にするあまり、自分の動きがぎこちなくなり、ちぐはぐな行動をしてしまいます。
そして、そのちぐはぐな動きをしてしまったことに対して、「あのときの自分、絶対変に見られたよな…」などと、
後々まで引きずり、それがトラウマとなりますます外に出るのが怖くなったり人と関わることを避けるようになります。
実際に、このようなタイプの人を笑ったり真似をする人もいるため、深く傷つき人間不信になることも珍しくありません。
初めに挙げたような明るいキャラならば、いい意味でネタになるのでしょうが、
このような不安定な人に対しては、周りも悪意をもってやっていることもあり、やられた本人にとっては深刻な問題です。
みなさんの周りにも、このようにちぐはぐな動きをする人がいるのではないでしょうか。
こうしてみると、堂々とした性格の人や偉ぶっている人には、ちぐはぐな動きはあまり見られることは少なく、
どちらかというとお人よしであったり周りの状況を気にするような気持ちの優しい人に多いのではないでしょうか。
周りの人とちょっと違う動きをしていると、つい珍しい目で見てしまったり話題にしてしまいがちかもしれませんが、
場合によってはそれが大きなトラウマになってしまうこともあります。
もし、ちぐはぐな動きをしている人がいたら、焦らせないように優しく話を聞いてみることで、
本人も次第にリラックスできるようになるかもしれませんね。