排他主義者の特徴4個

最終更新日:2017年5月31日

排他主義者は、常に自己中心的で、自分以外の価値観を絶対に認めない人です。

このような人が身近にいると、周囲の人が振り回されてしまい、

多くの人がストレスを感じてしまうようになります。

では、排他主義者には具体的にどのような特徴があるのでしょうか。

1.常に自分だけが正しいという思い込みを持っている

排他主義者は、常に自分だけが正しいと考えており、

「自分の考えに反対する人は間違っている」という強い思い込みを持っています。

そのため、独りよがりの正義感を振りかざし、周囲に圧力をかけてきます。

彼らは「自分こそが正義」と信じて疑わないため、

自分に反対する人や考え方が違う人を見つけると、徹底的に攻撃してきます。

しかし、彼らはその攻撃を、「正しいことを貫くために行っている」と考えているため、

自分の攻撃によって相手が傷ついても、一切罪悪感を感じません。

どんなに正しいことであっても、彼らのような人がそれを主張し始めると、

その瞬間にその正義は、人を攻撃するだけの暴力と化してしまいます。

2.新しく仲間入りしてきた人を快く受け入れようとしない

排他主義者は、新しく仲間入りしてきた人を快く受け入れることができないという特徴があります。

彼らは、「自分はそのコミュニティに長く属している」というプライドがあまりにも高いため、

新参者を見下す傾向があります。

そして、新しく仲間入りした人を「自分よりも格下の存在」として扱い、

自分と同列の存在であると認めようとしないのです。

新しく仲間入りした人が、彼らにとって「気に入らないタイプ」であった場合、

あからさまに攻撃的な態度を取ったり、その存在を無視したりすることもあります。

そうすることによって、「自分の方が格上の存在である」ということを相手にわからせようとします。

そのため排他主義者が1人でも存在しているコミュニティには圧迫感があり、

部外者が決して入り込めないような威圧的な空気になってしまいます。

3.自分と違うタイプの人を排除するために、色々な理由を見つけてくることが得意

排他主義者は、自分と違うタイプの人を徹底的に排除したがる人です。

そのためには手段を選ばないところがあり、異質の人を排除するために、色々な理由を探し出すことが得意です。

例えば、年齢や性別、職業や学歴など、様々な要素を理由にしては、

「この人は自分よりも劣っている」という言いがかりをつけ、相手を排除しようとします。

場合によっては、生まれた国や地域を理由にして、相手を排除しようとすることもあります。

このように、重箱の隅をつつくようにして様々な理由を探し、

自分と違うタイプの人を排除する口実を作ろうとするため、彼らの周りは敵だらけになってしまうという結果になります。

4.周囲が自分の主張を受け入れてくれないと、すぐに心を閉ざして機嫌を悪くする

排他主義者は、いつでも自分だけが正しいと信じており、

「自分の考えは多くの人のためになるのだから、受け入れられて当然」と考えています。

しかし、彼らは、自分の正義感を強引に通そうとするため、当然、周囲の人も反発してきます。

そのような時、排他主義者は、「自分の考えが受け入れられないことの方がおかしい」と考えてしまい、

自分を受け入れてくれない人たちを軽蔑し始めます。

そして、「そのような人たちと、今後付き合う必要などない」と心を閉ざし、機嫌を悪くしてしまいます。

彼らは、自分の主張を信じ過ぎるあまり、自分を受け入れてくれない人たちのことを「敵」とみなしてしまいます。

排他主義者は、「自分の考えはいつでも正しい」「自分は他の人よりも格が上の人間だ」という思い込みが強い人です。

そのため、自分の考えや信念以外のものを受け入れられず、それに反するものを徹底的に排除しようとします。

他人を見下す傾向が強いというのも、特徴の1つです。

そのように、他人を排除・攻撃してまで頑なに自分を貫き続けようとした結果、彼らの周囲からは味方が消えてしまいます。

そして、彼らが主張してきた正義は、人を傷つけるだけの「ただの暴力」に変わってしまいます。