正論を振りかざす人の特徴。視野が狭くプライドが高い!

最終更新日:2017年10月19日

話をしていると、正論を振りかざして煙たがられる人がいます。

正しいことを言っているのは分かるのですが、何故か多くの人に嫌がられるものです。

今回はそのような理屈っぽい、正論を振りかざす癖のある人の特徴をご紹介します。

1.コミュニケーションが苦手

正論を言う人は基本的に、コミュニケーションが苦手なことが特徴です。

完璧な人というものはいませんし、誰でも間違うことはあります。

そのために人の意見を、たとえ間違っていると思っても時に受け入れることが必要になります。

けれどもそのようなコミュニケーションが苦手な人は、どのように妥協すれば良いのか分からずに理論理屈で話をするしかありません。

2.視野が狭い

実は正論を振りかざす人の多くは、視野が狭いことも特徴と言えます。

本人としては間違っていないと思うことでも、実は正しくないことも少なくありません。

けれども本人としては、自分は全てを理解していると勘違いしているわけです。

間違っているかもしれないという可能性があることに気づかない、あるいは認めようとしないのです。

世の中は実に広いものですし、絶対的に正しいと言えることが実は間違っているということもあります。

3.理論武装しないと話ができない

後で問題が起きることを怖れる人も、正論を振りかざす傾向があります。

理論武装をすることで、後々問題が発生することを防ぐというわけです。

これは適応力がないことの現れであるとも言えます。

想定外の話をふられてしまうと、即座に対応できずに混乱してしまうのもこのような人の特徴です。

前もって反論される余地をなくすことで、自分の身を守るというわけです。

4.議論するのが好き

人と話をする際には常に正論を振りかざす人には、議論をするのが好きなタイプもいます。

相手の話の矛盾点を探して論破することに喜びすら感じるというわけです。

一種の勝利感を味わうことで、満足することになります。

また正論によって相手に反論の余地を与えないことで、優越感すらも感じるようになります。

このようなタイプの人は、ゲームなどをすると勝つまでやめないという特徴も見られます。

5.プライドが高い

プライドが高いことも、正論を振りかざす人に見られる特徴です。

自尊心が高く人に認められたいという欲求が強いというわけです。

そのために何か自分が責められるという感じを持つと、徹底的に論理的なアプローチで自分の正当性を主張します。

自分の非を認めることを嫌うので、あらゆる方面から自分の正当性を証明しようとすることになります。

6.自分の意見は曲げない

自分の意見や主張を変えることを嫌うのも、正論を振りかざす人の特徴です。

人はそれぞれ異なる価値観を持っていますし、意見というものは見方を変えると正しいか間違っているかの見解は変わります。

そのような価値観の違いを認めず、自分の意見は常に正しいと思う人は、自分なりの理論で正当性を貫き通すことになります。

7.挫折を味わったことがない

人は挫折を味わうことで人間として大きく成長することになります。

また心に余裕も生まれるようになるので、どのような意見でも受け入れることができるようになります。

けれども正論を振りかざす人はそのような経験をしていないことが多いものです。

そのために心に余裕がなく、自分が認めない意見は徹底的に排除しようとします。

そのような攻撃性が他の人に嫌がられるというわけです。

このように正論を振りかざす人に共通する特徴として、まず視野の狭さを挙げることができます。

自分では正しいと思っても、実は間違っていることは多くあります。

その可能性に気づかず、常に自分は正しいと勘違いしているというわけです。