行く所行く所で次々と敵ばかり作る人は、間違いなく、他人から目の敵にされやすい人です。
なぜ彼らは、自分の周りに敵ばかり増やし、人から嫌われてしまうのでしょうか。
そこで、目の敵にされる人に共通する具体的な特徴についご紹介します。
1.華やかで目立ち過ぎる
外見や雰囲気に華やかさがあり、どこへ行っても目立ってしまうタイプの人は、目の敵にされやすい傾向があります。
このようなタイプの人は、他人から妬まれやすいためです。
もちろん、彼ら自身には全く責任はありません。
しかし、このようなタイプの人は、そうでないタイプの人にとって、「何であの人ばかりが良い思いをしているのか」
「何であの人ばかりが人目を惹きつけるのか」というネガティブな感情を生み出す原因以外の何ものでもないのです。
別に、華やかで目立つ人が悪いことをしているわけでは決してありません。
しかし、彼らの存在は、自分に自信を持てない人たちの劣等感を更に大きくしてしまうことに繋がります。
その結果、そのような人たちから目の敵にされてしまうことが多いのです。
2.いつでも自信たっぷりな態度で、謙虚さがない
自分に自信を持つことは素晴らしいことです。
しかし、それが行き過ぎてしまい、謙虚さのない態度を取るようになると、他人から目の敵にされてしまいます。
自信が行き過ぎて過信に変わると、意識しなくてもそれが態度に出てしまうようになります。
そのような態度には、「自分は1番優れている」「自分はすごい存在だ」ということを、
無言のうちに他人に押し付けてしまうような雰囲気があります。
それに対して、多くの人が「押しつけがましい」「鼻につく」と感じるようになり、周囲から強い反感を買うことになります。
「自分を信じる」という意味で自信を持つのは良いことですが、自分の素晴らしさを無理矢理アピールするような態度を取る人は、
確実に周囲から目の敵にされます。
3.他人がうらやむような恵まれた生活をしている
他人がうらやむむような裕福な生活や幸せな生活をしている人は、目の敵にされやすい傾向があります。
もちろん、幸せなことは良いことです。
でも、世の中には、そうでない人もたくさんいます。
そのため、「幸せになりたくてもなれない」という人から見ると、恵まれた生活をしている人は、妬みの対象になってしまいます。
特に最近は、自分の恵まれた生活の様子を、SNSやブログでシェアする人も増えています。
これが、益々敵を増やす原因になっています。
恵まれた生活を送ることができない人は、恵まれている人の生活の様子をリアルに見せつけられてしまうことによって、
妬みや怒り・悲しみといったネガティブな感情を増幅させてしまいます。
その結果、恵まれている人たちに対する嫌悪感がどんどん高まってしまい、その人たちを敵対視するようになります。
4.空気を読むことができない
場の空気を読むことができず、いつも場違いな行動や発言を繰り返す人は、目の敵にされやすいようです。
このような人たちは、周囲の雰囲気と調和することができないため、その場にいる人を常にいらつかせてしまいます。
その結果、多くの人から嫌われるようになり、目の敵にされてしまいます。
もちろん、彼らも悪気があってそのような行動・言動をしているわけではありません。
しかし、それによって気分を害したり、迷惑をこうむったりしている人がいるのも事実です。
そのことに全く気づかず、常に自分のペースで動き、場の空気を乱し続けると、最終的には敵だらけになってしまいます。
いかがでしたか。
目の敵にされる人は、「嫉妬や反感を買いやすいタイプ」と「周囲の人のことを考えずに、
自分だけのペースで突き進んでしまうタイプ」が存在します。
どちらの場合も、彼ら自身には全く悪気はないでしょう。
しかし、周囲の人の気分を害さないような配慮は必要です。
たとえ自分たちに悪意がなかったとしても、目の敵にされている以上は、
自分が人の気分を害しているということを自覚しなければなりません。
そして、周りに人達に配慮し、謙虚な態度で人と接するようにすることが大切です。