肩肘を張って生きる人の性格や特徴4個

最終更新日:2017年7月28日

肩肘を張る人は、常に体に力が入ってしまっている状態が続き、「体の力を適度に抜く」ということができません。

そのため、いつも体が固くなっており、肩や肘だけでなく、首や背中のコリにも悩まされ続けています。

では、肩肘を張る人とはどのような人なのでしょうか。

その特徴についてご紹介します。

1.常に何かに対して不安を抱えている

肩肘を張る人は、常に何かに対して不安を抱えているということが大きな特徴です。

人は、不安感が大きくなると、その不安から無意識的に自分自身を守ろうとします。

その結果、体をぎゅっと固くしてしまい、肩肘を張った状態を作り上げてしまいます。

不安を抱えている期間が長ければ長いほど、その分、肩肘を張っている期間も長くなります。

そのため、「常に肩肘を張っている人は、常に何かしらの不安感を抱えている」と考えられます。

この場合、不安感を意識的に解消しない限り、肩肘を張った緊張状態がずっと続いてしまいます。

2.あまり運動をしていない

運動不足が続いている人は、肩肘が張った状態になりやすいと言われています。

運動をすると、体全体が疲れるので、運動後には体の力が抜けていきます。

そして、心地良いリラックス状態になります。

しかし、運動をしていないと、「脳ばかりが疲れて、体が全く疲れていない」という状態になるため、

体が興奮してしまい、いつまで経っても力を抜くことができなくなります。

その結果、肩肘に力が入りやすくなってしまい、コリに悩まされたり、睡眠の質が悪くなったりしてしまいます。

肩肘を張ってしまう傾向がある人は、わずかな時間でも良いので、

毎日の生活の中に運動の習慣を取り入れる必要があるでしょう。

3.緊張しやすい性格である

肩肘を張る人は、どちらかと言うと気が小さく、緊張しやすい性格であるということが特徴です。

人は、緊張状態に立たされると、体全体がこわばります。

特に、肩から腕・背中にかけての場所がこわばりやすくなります。

このことから考えると、「肩肘を張るという状態が頻繁にある」という人は、

緊張しやすい性格であることがよくわかります。

このタイプの人は、緊張を強いられる場を、必要以上に恐がってしまう傾向があります。

そのため、恐怖感を抱きやすく、「この恐ろしい状況から、自分の身を守らなければ」という思いを、

無意識的に抱いてしまいます。

その結果、体がかたくこわばり、肩肘を張るようになってしまいます。

4.闘争心が強く、頑張り過ぎてしまう傾向がある

肩肘を張ってしまう人の中には、負けず嫌いで闘争心が強く、

ついつい何でも頑張り過ぎてしまうというタイプの人もいます。

人は、「負けるものか」という強い気持ちを抱くと、

体全体が「臨戦態勢」のような緊張状態になり、固くこわばり始めます。

もちろん、肩肘も、全く動かないくらいこわばってしまいます。

一心不乱に何かに取り組んでいる時も、同じように体がこわばり、肩肘が張ってしまいます。

そのため、「常に何かを頑張っている人」はこの状態が続きやすく、

慢性的に肩肘が張るようになってしまいます。

負けず嫌いで闘争心が燃え上がりやすい人や、つい頑張り過ぎてしまう人は、

意識的に体の力を抜く時間を作らないと、最終的にストレスで心と体が悲鳴を上げ始めてしまいます。

肩肘を張る人には様々なタイプがいますが、どのタイプの人のも共通する要素は、

「緊張感から自分を解放できない」という点です。

常に緊張しているという状態が慢性化してしまっているため、

力の抜き方がわからなくなっているのでしょう。

しかし、このままこれを放置すると、ストレスが大きくなり、いずれは心身の健康を害します。

そのため、毎日の生活の中に、適度にリラックスする時間を取り入れ、

意識的に体の力を抜くようにする必要があります。