いつでもすました顔をしている人は、ちょっと気取った雰囲気があるものの、
どんな時でもクールに振る舞い、決して動じない冷静な人です。
では、すました顔をしている人にはどのような共通点があるのでしょうか。
その具体的な特徴についてご紹介します。
1.どちらかというと、感情表現は豊かな方ではない
すました顔をしている人は、どちらかというと、感情表現は豊かな方ではありません。
彼らは、どんな状況に遭遇しても決して動じない冷静さを持っているので、
普段からあまり感情を顔に出すことがありません。
そして、その習慣が長年彼らに定着しているので、思っていることが表情に出にくくなってしまいます。
そのため、多くの人が驚いたりうろたえたりするような状況に遭遇しても、
動揺したような表情が表に出ることはありませんし、腹が立ったりすることがあっても、淡々とした表情のままです。
そのため、周囲の人は彼らに対して、「どんな時でも動じない、腹の据わった人」であるという印象を持ちます。
2.嬉しいことがあっても、素直に喜びを表現することができない
すました顔をしている人は、普段からあまり感情を表現しません。
そのため、嬉しいことがあっても、笑顔を見せたり、喜んだりする様子を見せません。
彼らは、日頃から感情をあまり表に出さないため、
心から「嬉しい」「楽しい」と感じることがあっても、それをどう表現して良いかわからないのです。
言い換えれば、「あからさまに喜んだり楽しんだりすることに対して照れがあり、
恥ずかしいという気持ちが大きい」と言えます。
そのため、「素直に楽しまない人・喜ばない人」というイメージを持たれてしまうこともあります。
その結果「素直さがない」「何を考えているかわからない」と思われて敬遠されてしまうことも多く、
人間関係において損をしてしまうことも少なくありません。
3.プライドが高い人が多い
「すました顔」は、「ツンとしていて、上からものを見るような目線」が大きな特徴です。
このことから考えると、すました顔をしている人は、どちらかというとプライドが高い人が多いということがわかります。
自分に自信がない人は、どうしてもうつむき加減になり、目線が下を向いてしまいます。
そのため、このタイプの人たちには、「ツンとしたイメージ」はありません。
しかし、「目線が上を向いていて、上からものを見るようなまなざし」になっているすました顔の人は、
自分に誇りを持ち、常に堂々と振る舞っている様子がその顔つきに表れていると言えます。
その結果、「ツンとしていて、プライドが高そう」というイメージが出来上がり、クールな印象になります。
4.異性から敬遠されてしまうことが多い
すました顔をしている人には「クールで美しい」という印象がありますが、
残念ながら、それが異性からの好印象には必ずしも繋がらないということがデメリットです。
男女問わず、彼らのクールな美しさを敬遠する人は意外に多いため、
異性から敬遠され、「恋愛対象外」と思われてしまうこともとても多いのです。
彼らの「感情をあまり表に出さないクールさ」に、
「何を考えているかわからない」という印象を抱いてしまう異性は多いものです。
素直に感情を表に出さないということに対して、「一緒にいても楽しくなさそう」と思ってしまう異性も少なくありません。
その結果、「とっつきにくい」という印象を持たれ、異性から敬遠されてしまうようになります。
すました顔をしている人は、思っていることをあからさまに顔に出さないため、
クールで落ち着いた雰囲気があり、「洗練された大人の美しさ」を醸し出す存在です。
そのような彼らに対して、「カッコイイ」と感じている人も少なくありません。
しかし、普段からほとんど感情を顔に出さないため、
「何を考えているかわからない」「とっつきにくい」と、彼らを敬遠してしまう人も多くなります。
その結果、彼らに対して、「見ている分には素敵だと感じるけれど、
親しい関係にはなろうと思わない」という思いを抱いてしまう人もたくさんいます。
洗練されたカッコ良さを持ってはいるものの、人間関係においては、
損をすることも多いタイプであるとも言えます。