一人で頭を抱える癖がある人の特徴4個

最終更新日:2017年7月28日

事あるごとに頭を抱えてしまう人は、悩みや苦しみを1人で抱え込みやすいため、

なかなか問題を解決することができません。

そのため、いつまで経っても悶々とした気持ちを引きずる傾向があります。

では、頭を抱える人には、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。

1.人に相談や報告をしない

頭を抱えてしまうタイプの人は、何か困ったことがあっても、決して人に相談しようとしません。

彼らの心に「人に迷惑をかけたら悪いから」という罪悪感が働き、人に悩みを打ち明けることができません。

人によっては、「人に相談などしなくても、自分1人で解決できるはずだ」と思い込んでしまっているタイプもいます。

この場合も、頑なに人に相談しようとしないので、結果的に、1人で頭を抱えることになります。

更に彼らは、「報告する」という行為も軽視してしまう傾向があります。

そのため、特に仕事の場面において、頭を抱えることになります。

些細なことであっても、関係者に逐一報告していれば、問題が大きくなる前に対処することができるので、

1人で頭を抱えるような事態にはなりません。

しかし彼らは、報告という行動を怠っているため、気がついた時には問題が大きくなり、

最終的には1人で悩みを抱え込む結果になってしまいます。

2.何でも悪い方に考えてしまう傾向がある

頭を抱える人は、常日頃から、物事を何でも悪い方に考えてしまう癖を持っています。

全てのことをネガティブに解釈し、最悪の結末ばかり考えてしまうため、

その思い込みに自分自身が振り回されてしまいます。

その結果、自分自身が作り出したネガティブな思い込みの世界から抜け出せなくなり、頭を抱えてしまうようになります。

彼らは、1度ネガティブな思い込みを抱いてしまうと、たとえ周りの人が力になろうとしても、頑なに耳を傾けません。

周りの人の助言も手助けも拒否してしまうため、どんどん状況が悪い方へと言ってしまいます。

「物事を悪い方にばかり考える」という思考の癖が、

ネガティブな現実を次々引き寄せてしまう大きな例であると言えるでしょう。

3.常に何かに追い立てられ、余裕がない

頭を抱える人は、常に何かに追い立てられた状態にあり、

時間的にも精神的にも余裕がないという特徴を持っています。

余裕がなくなると、心の状態もネガティブになり、感情が暴走しやすくなります。

その結果、自分1人ではどうして良いかわからなくなり、頭を抱えてしまうようになります。

彼らの中には、実際に忙しくて余裕がないというケースもありますが、

多くの場合は、自分で自分を追い込んでいるというケースであります。

彼らの内側には、「常に動き回っていなければ落ち着かない」

「常に自分をストイックに追い込んでいなければ落ち着かない」という心理が潜んでいるため、

自分でも気づかないうちに、余裕がない状態へと自分を追い込んでしまいます。

4.完璧ばかりを目指し、失敗を許さない

頭を抱え込んでしまうタイプの人の中には、非常に完璧主義な人もいます。

何でも完璧にこなさなければ気が済まず、自分にも他人にも失敗を許さないのです。

その結果、「絶対に失敗をしてはいけない」という思い込みに囚われてしまい、

自分をどんどん追い込んでしまいます。

しかし、人間である以上、失敗は避けて通ることができません。

しかし彼らは、失敗を許すことも受け入れることもできません。

その結果、プレッシャーと苦しみがどんどん大きくなり、

最終的にはどうして良いかわからず、頭を抱えてしまう結果になります。

頭を抱えてしまいやすい人は、物事をネガティブに考えてしまったり、

極度に失敗を恐れてしまったりする傾向が特徴です。

それに加え、問題を1人で解決しようと奮闘してしまうため、益々自分の心を追い詰め、

八方塞がりの状態を作り上げてしまいます。

これでは、いずれストレスに押し潰されてしまいます。

そのような結果にならないようにするためにも、まずは素直に人の助けを借りることが大切です。

それと同時に、「失敗しても次がある」という大らかで前向きな考えを持つように意識することも必要です。