足元をすくわれる人の特徴4個

最終更新日:2017年3月18日

足元をすくわれる人は、精神的な軸がぶれていることが原因で、

せっかく自分の元に来たチャンスをものにすることができずに、損をしてしまうタイプの人です。

では、足元をすくわれる人とは、具体的にどのようなタイプの人を指すのでしょうか。

その特徴についてご紹介します。

1.うまくいきそうになると、すぐに油断する

足元をすくわれる人は、物事が自分の思い通りに進み始めると、すぐに安心してしまう傾向があります。

そして、「このままこの調子でうまくいくに違いない」と根拠のない自信を抱いて油断してしまいます。

そのため、うまくいきそうになった時に限って、足元をすくわれるのです。

彼らは基本的に、緊張感に耐えられないタイプで、

心のどこかに「早く緊張感から解放されて安心したい」という思いを抱いています。

そのため、物事が少しでも順調になってくると、

「これで緊張感から解放される」と安心してしまい、一気に油断してしまいます。

彼らが足元をすくわれ、トラブルに巻き込まれるのは、正にこのような時であるということが少なくありません。

物事は、それが完全に終わる最後の最後まで気を抜くことができませんが、

足元をすくわれる人は、最後まで緊張感を維持することが大の苦手です。

2.すぐに人を信用する

足元をすくわれる人は、人をすぐに信用してしまうという特徴があります。

彼らは、誰とでも仲良くなれるという特技を持っている反面、

会って間もない人に対してもすぐに心を許してしまう傾向があります。

そして、1度親しく話をすると、すぐに相手を友達として認知してしまうため、

秘密にすべきことででも何でも人に話してしまいます。

その相手が誠実な良い人であれば問題ありませんが、

人を平気で陥れるような人が相手であった場合、彼らはすぐに足元をすくわれ、トラブルに巻き込まれます。

人を信じるということは本来素晴らしいことですが、足元をすくわれる人は、

会う人全てを信じて疑わないため、人から裏切られる確率も上がってしまいます。

3.信念を持っていない

足元をすくわれる人は、状況や自分の感情に流されやすいと傾向があります。

彼らは自分の中に、確固とした信念を持っておらず、流されて生きるというタイプの性格です。

そのため、自分の器を超えるような困難に遭遇した時、どうして良いかわからず、すぐに途方に暮れてしまいます。

そのような隙だらけの時に、足元をすくわれてしまいます。

自分の信念をしっかり持っていれば、困難に遭遇しても冷静に対処し、

問題解決にあたることができるので、大ごとにはなりません。

しかし彼らは、そのような時、ただうろたえるばかりなので、物事がどんどん悪い方向へ行ってしまいます。

そして、そのような時に、人に裏切られたり、せっかくのチャンスを逃してしまったりします。

4.チャンスを自分のものにするという覚悟がない

足元をすくわれる人は、自分の元にやってきたチャンスを受け取り、

良い結果を出して、そのチャンスを自分のものにしようという覚悟がありません。

彼らは「自分なんてまだまだだから」という言葉をよく発しますが、

これは「チャンスに立ち向かうのが恐い」という気持ちの表れです。

言い換えれば、「チャンスをものにする覚悟が決まらないことに対する言い訳」であると言えます。

その結果、目の前に来るチャンスを次々逃してしまい、あっという間に時が経ってしまいます。

その間に他の人がそのチャンスをどんどんものにしてしまい、

彼らはそれを、黙って見ているだけの状態になってしまいます。

足元をすくわれる人は、「成功する」「チャンスをものにする」

「物事をやり遂げる」という信念や覚悟が定まっていないということが大きな特徴です。

そのため、自分の目の前に大きなチャンスが来ても掴むことができず、そのチャンスを他人に譲ってしまう結果になります。

彼らは、人を信用し過ぎたり、順調な時に油断してしまったりする傾向があるので、

物事に対する詰めが甘くなってしまうという点も特徴です。

気を抜かないようにするということは大変なことですが、ある程度緊張感を持続するように意識しないと、

いざという時に足元をすくわれ、思わぬ大失敗を繰り返すことになります。