転落人生を送る人の特徴4個

最終更新日:2017年5月26日

一生を通じて順調な人生を送るという人がいる一方で、転落人生を送り、苦しみの一生となってしまう人も少なくありません。

人生においては、ほんの少しの落ち度が原因で、その後、どんどん生き方の質が落ちていくことがあります。

そこで、転落人生を送る人には、どのような特徴があるのかということについてご紹介します。

1.打たれ弱い性格である上に、自分の弱さを克服する努力をしようとしない

転落人生を送る人は、元々の性格が打たれ弱過ぎるタイプであるということが特徴です。

人生においては、色々なことが起こります。

嬉しいことや楽しいこともたくさんある反面、試練のような出来事も決して少なくありません。

そのような時、打たれ弱い人は、つらいことがあるたびに現実逃避し、

現状や自分自身の内面から目を背けようとします。

その結果、努力すれば乗り越えられる試練であっても、永遠に乗り越えることができず、

ネガティブな状況に落ちたままずっと抜け出せなくなります。

この状態こそが、転落人生の典型です。

困難から目を背け、しかも、それを乗り越えるだけの強さを身に付けるための努力もしないような弱い人は、

転落人生を歩む確率が高いと言えます。

2.金銭感覚がルーズ過ぎる

社会人となれば、経済的なことに関しては、一生を通じて自分でしっかり管理していかなくてはなりません。

しかし、これがきちんとできず、金銭感覚があまりにもルーズな人は、転落人生を歩むことになります。

金銭感覚がルーズな人は、一時の欲望に負けて、無計画でお金を使ってしまいます。

よほど恵まれた経済状態にある人以外、お金は無制限にあるものではありませんから、

湯水のようにお金を使えば、当然最後は底をついてしまいます。

転落人生を送るタイプの人は、その「最悪な状況」になるまで気づかずに、やりたい放題でお金を使ってしまいます。

彼らは、無計画に抵抗なく借金を重ねるということも特徴です。

彼らは、「お金を使っているという感覚」「お金を人から借りているという感覚」が麻痺しています。

そのため、平気であちこちで借金を重ねてしまいます。

これも、人生を狂わせる原因の1つです。

3.軽い気持ちで転職ばかり繰り返す

「今の仕事が好きになれないから」「華やかな活躍ができなくて不満だから」などといった安易な理由で、

何度も転職を繰り返す人が最近増えています。

心身の健康を害するほど仕事がつらいのであれば、転職をするのも仕方ありません。

しかし、短期間の間に安直な気持ちで何度も転職を繰り返す人は、転落人生を送りやすいという傾向があります。

好き嫌いだけで仕事を選ぶ人や忍耐力がない人、中途半端な自己顕示欲で仕事をしている人は、

「働く」ということに対する覚悟が足りていません。

そのため、どんな職場に転職しても、しばらく経てばまた不満が出てきて、転職を繰り返す結果になります。

そして、気づいた時には、「自分を雇ってくれる職場がどこにもない」という状態になり、

収入も途絶え、人生そのものがどん底の状態になってしまいます。

4.人間関係をうまく築くことができない

人生においては、人間関係を避けて通ることはできません。

人間関係をうまく築くことができない人は、人生そのものが行き詰まり、転落人生を送る可能性が高くなります。

仕事においても人間関係は常について回ります。

更に、日常生活においても、家族や親戚・友人や知人など周囲の人とうまくやっていけなければ、

あちこちでトラブルが起こり、人生そのものを揺るがす事件にまで発展することがあります。

人と良い関係を作れない人は、トラブルの多い人生となり、そのまま転落人生になってしまうことが多いと言えます。

人とうまくやっていけない人は、何かあった時、誰からも助けてもらえなくなります。

その結果、1人で何もかも背負い込まなくてはならなくなり、

孤独の中、どん底の状態を耐え抜かなくてはならなくなります。

転落人生を送る人は、「ただ運が悪くて、人生がどん底の状態に陥ってしまった」というわけではありません。

彼ら自身にも大きな原因があるということは確かです。

大人として社会の荒波を渡っていく強さや知恵がなく、

更に、そんな自分を鍛えて強くなろうという努力もしない人は、世の中の厳しさに負けてしまいます。

この敗北から立ち直れない状態が続くと、人生は知らず知らずのうちに転落の道へと突き進んでいくのです。

転落人生を送らないようにするためには、生きることへの覚悟を決め、

自分自身を強く鍛える努力をし続けるという姿勢が不可欠であると言えるでしょう。