言葉足らずな人の特徴4個

最終更新日:2017年5月1日

きちんと人に説明しているつもりでも、

相手の受け取り方や説明の仕方によって話の内容が変わってしまうことがあります。

今回は話す側に目を向けて、言葉足らずな人の特徴についてご紹介します。

1.聞き手側の理解度をきちんと把握できていない

日常生活の中で、人と人が話をするときに気を付けることがいくつかあると思います。

その中でも自分が話をしている側であった場合、相手の相槌や表情、

反応などを見ながら話を進めていくのが一般的な状況です。

しかし、言葉足らずな人は、相手の反応を気にしていないので、どんどん話を進めていきます。

聞き手が自分が話した話をきちんと理解してくれているかは見ていないので、聞き手も話がどんどんわからなくなっていきます。

その結果、中身のない印象のない話になってしまい、

聞き手としては何の話だったのかわからなかったということになります。

話をするときに、相手の理解度や反応を見ながら話をし、

反応が悪い場合は補足の言葉で説明をしたり、相手に今の話し方でわかったかどうかなどを聞く配慮がないのも、

言葉足らずな人の特徴です。

2.話が自分本位である

自分では理解している話を話すときに、相手にも同じ内容を知っているくらいのレベルで話をしてしまうのも、

言葉足らずな人の説明です。

相手に話をする時には、その話のきっかけとなった出来事や、

そもそもの人間関係や背景などを簡単に説明する必要のある話も多くあります。

しかし言葉足らずな人は、それがわかっていないと話が通じないという部分を話さなかったりするので、

聞き手としては話がわかりづらく、聞いていてもつまらないと感じることが多くなってしまいます。

本題の話をする前に、要点でいいので話を理解してもらえるように前段階の説明ができるようになると、

言葉足らずな部分を補うことができるので、

自分本位にならないように一からきちんと説明して聞いてもらうように心がけが必要です。

3.表現が上手でない

言葉足らずな人は、表現方法が極端で上手でない人も多くいます。

ハッキリとした言葉しか知らない場合、好きか嫌いの二通りでしか物事を表現することができません。

日本語にはいろいろな言い回しがあって、特に嫌いという場合は、

あまり好きではないとかちょっと苦手とか私には合わないなど、部分否定をしたり、

やんわりと嫌いということを表現する言葉がたくさんあります。

しかし言葉足らずな人は、表現がストレート過ぎてしまうことが多いので、

相手にはきつい人、物事をハッキリ言う人などと捉えられてしまいます。

自分ではそんなつもりで言ったわけではないのになどと誤解を招くような事態になることもあるので、

言い回しや表現などは少し勉強をして言葉を増やしておくとよいでしょう。

また、発言をする前に少し頭の中で発言する言葉を整理してから口に出すようにすると、

表現を見直すことができます。

4.人と話すのが苦手である

人とのコミュニケーションをとるのが苦手な人は、言葉足らずである人が多いです。

言葉を上手く話せないことがコンプレックスになっている人も多いようですが、

性格上改善が難しい場合もあります。

こういったタイプの人は、1回の会話ですべてを決めようとせず、

少しずつ理解してもらえるよう話を進めていきましょう。

また最初に、人見知りで上手く話せないことや、言葉が上手く出せないことを相手に伝えておくことで、

余計な誤解などを防ぐことができます。

言葉足らずな人には、ただ単に自分本位で自分勝手に話を進めていくだけの人と、

人見知りなどコミュニケーションをとることが苦手な人に多いと言えます。

どちらにも言えることは、話し相手への配慮をきちんと持つ必要があるということです。

自分が言葉足らずだと自覚している人は、会話の最初に相手に伝えておくことで問題はかなり抑えられます。

一方で言葉足らずだと自覚していない人の場合は、周囲の人が教えてあげたり、

いろいろと突っ込んで質問をしてあげて、それがわかっていないと理解できない話だと指摘してあげることも重要です。

誰でも会話は気持ちよくしたいと思うので、話しても聞き手もそれぞれ配慮をすることが大切です。