急に頭ごなしに怒られては、驚きと同時に理解ができないこともしばしばありますよね。
どうして頭ごなしに怒るのか、その人の特徴を抑えておくと、今後対処や対策ができるかもしれません。
頭ごなしに怒る人にはどんな特徴が見られるのでしょうか。
1.ストレスが溜まっている
人のストレスは目に見えないために、対策が打てないこともあります。
話しかけたら頭ごなしに怒られた、何も指示されていなかったのに頭ごなしに怒られたという場合、
そこに理由や理屈なく、ただのストレスが原因で起こっていることが考えられます。
その人の中でストレスが限界に達しており、上手く解消できないままイライラが募り、
結果的に何の関係もない人に対して頭ごなしに怒っているのです。
周りの人からしたら迷惑な話ですが、その人の様子や態度を見ていれば、イライラしていることに気付けるかもしれません。
このような人には、機嫌の良い時や態度に出ていない時に話しかけるなど、
様子を見てから近寄るという対処が必要でしょう。
2.言いたいことを我慢していた
言いたいことがあっても、どうなるか見守っていたり、我慢している場合は、
怒りに満ちた時に頭ごなしに感じることがあります。
本当は沸々と怒りをため込んでいた可能性があり、相手と話したりきっかけがあって爆発した状態かもしれません。
周りの人を信頼して頼み任せていた、あるいはどこで間違いに気付くかを様子を見守っていたなど、
あえて黙っていたことも考えられるでしょう。
もし途中で指示したり指摘していれば頭ごなしに怒るという事態には至らなかったかもしれませんが、
例えば上司や先輩という立場的に上の人だと、様子を見守ることも時として必要な場合があります。
仕方なく見ていたものの、見るに見かねなくなり、たまりにたまった思いが爆発したことで、
頭ごなしに感じてしまうこともあります。
3.自分を守りたい
自分を守るために、危険性を感じたり、脅かされると感じた時に、頭ごなしに怒る人もいるでしょう。
誰かに否定されたり、意見されることによって、自分の立場がなくなったり、
周りから責められるかもしれないと思うことで、防衛反応として怒りだすのです。
「これ以上言うな」と言わんばかりに、急に怒ることによって相手を驚かせ、距離を保ってもらとうとしている場合があります。
確かに相手が怒っていれば、そこに水を差したり関わろうとは思わないものです。
「自分に近づくな」「それ以上言ったら許さない」そんな思いを込めているケースもあります。
4.プライドが高い
頭ごなしに怒る人に多いのは、プライドが高い人です。
例えば「自分はいつも正しい選択をしている」というプライドがある人は、
「こういうやり方もあるのでは?」と言われることで、自分の選択があたかも間違っているかのように言われたと思い、
プライドが傷つき怒ってしまいます。
プライドが高い人は、些細な一言や、何気ない言葉に傷つきやすく、また自分を守る為に必死になることから、
頭ごなしに怒るケースは非常の多いです。
特に批判されること、間違いだと指摘されることには敏感で、「危ない」と危険を察知した段階で怒りだすことも多いのです。
プライドが高い人を相手に話をする時は、相手の癪に障るようなことを言ってしまうと、地雷を踏んでしまうことになります。
言葉を慎重に選んで接することで、頭ごなしに怒られることは減るかもしれません。
理由も言わず説明もなく、ただ頭ごなしに怒られてしまっては、怒られた側も理解ができないものですよね。
しかもそれがストレスによりものだったりプライドのせいであった時は、
その理不尽さに相手に対して自分が怒りを感じることもあります。
接する前に機嫌が悪いと分かれば後からにしてみる、
言葉を直接的にするのではなく遠回しに伝えてみるなどの対策が必要でしょう。