海外旅行に行く際に気になるのは、その土地の人々がどのような特徴を持っているかということです。
日本人には日本人の特徴があるように、外国人には外国人の特徴があります。
今回は様々な国の中でも、プライドが高いと言われているフランス人の特徴を紹介していきます。
1.感情を顔に出しやすい
フランス人は感情を顔に出しやすい特徴があり、思ったことをそのまま顔に出してしまいます。
日本人とは違って誰にでも感情を顔に出してしまうので、旅行などでフランスに行った際には戸惑ってしまうかもしれません。
しかし、実際には自分が何かしたから気分が悪いのではなく、全く関係のない状況でも機嫌が悪い顔をしていたりします。
少し前に嫌なことがあったからとか、友人とケンカしたからなど、目の前にいる相手が直接関係のない事柄でも、感情を顔に出して生活しています。
出会ったフランス人が機嫌の悪そうな顔をしていてもあまり気にすることなく、どうして機嫌が悪そうなのか聞いてみるのもいいでしょう。
案外、自分とは関係のないところで機嫌を損ねていることが多くあります。
2.自己主張が強い
フランス人は自己主張が強く、議論を好む人種です。
友人や家族などと何でもない内容で議論を行い、楽しそうに話を続けます。
フランスでは何も言わない人は話題に興味がない人、特に話すことがない人だと受け止められ、会話に入ることができません。
日本では直接会話に入り込まなくても、頷きなどのコミュニケーションで会話に入ることもできます。
しかし、フランスにはそのような文化はなく、話をしなければ会話には入れないのです。
また、フランス人は意見を譲るようなこともありません。
最初から最後まで議論は平行線で、議論に意味が無いように見えますが、当のフランス人はそのような議論を楽しんでいます。
日本のように結論を求めて行う議論ではなく、議論自体をフランス人は楽しんでいるのです。
3.初対面は警戒される
フランス人は非常に初対面の人を警戒する特徴があります。
外国人はオープンで話しかけやすいといったイメージがありますが、フランス人はそうではありません。
警戒心が強く、更に心をあまり開いてくれないので、仲良くなるまで時間がかかるでしょう。
特に海外旅行にいった際には気軽に話しかけることがあるかも知れませんが、無視されてしまうことも多くあります。
これは無視することが多いわけではなく、初対面の人を警戒しているから話をしないのです。
4.プライドが高い
フランス人の一番の特徴ともいえるのが、プライドが高いというものです。
歴史がある国ということもあり、自分自身を、自分の国を誇りに思っている傾向が強くあります。
また、フランス料理やファッションなど、自分の国の文化が優れていると思いこんでいる面もあり、そのような事もプライドが高くなる要因といえるでしょう。
自己紹介などでも役職や職業を強くアピールしてくるなど、自分の才能や知性にもプライドを持ち、人に自慢してくる人種です。
5.階級主義
日本と違ってフランスは階級社会であり、階級が上の人とは簡単に会うことができません。
そのため、フランス人は階級が上の人に気に入られたいと行動することが多くあります。
日本人にはイメージしにくいかもしれませんがフランスでは常識であり、階級が高い人に気にいってもらうことで、
更に交友関係を広げていくきっかけにしています。
このように様々な特徴があるフランス人ですが、一番の特徴は自己主張の強さでしょう。
議論をしたがることも、プライドが高いのも、自分のことを相手に主張したい表れです。
もしフランスに行ったり、フランス人と話す機会があれば、自分もしっかりと主張するようにしましょう。