何事も見た目や印象は大切なことではありますが、
それにとてもこだわる人、そこまでこだわらない人がそれぞれいます。
今回はその中でも形から入るこだわる人についてご紹介します。
1.プライドが高い
形から入る人の特徴として挙げられるのはプライドが高い人ということです。
何をはじめるのもまずはその道のブランド調べから始まります。
そしていくつかの主流なブランドを調べて、
その中から今度は自分が気に入るようなデザインなどが多いブランドのものを一式揃えていきます。
まずは持ち物で周りをあっと言わせたかったり、
自分が一流の持ち物を身に着けて歩いている姿を想像するだけで楽しいのです。
周囲からどう見られるかと本人のブランドを持っている自己満足感を求めている人は、まさにプライドの高い人です。
最初に一式揃えなければ気がすまないので、費用もかかります。
2.形をそろえるためにはお金は惜しまない
形から入るだけあって、もちろん道具をそろえるためにはお金をかけます。
本人がお金持ちかどうかは関係なく、お金がなくてもそのものにだけは他の何かを削ってでもお金をかけます。
そうしてまでも揃えたい、まさにこだわりの境地でもあります。
こだわらない人には理解しがたい部分でもありますが、
こだわりを持つ人にとってはそれが楽しみでもあり、仕事の原動力になったり、
生きる楽しみであったりと決して馬鹿にしてはいけないこともあります。
形をそろえる人というのもただこだわりばかり持っていて面倒な人とばかり捉えてはいけません。
3.その分野において几帳面でスペシャリストになれる素質がある
形から入る人は自分がこだわりたいと思った分野限定で、
ものすごい知識や素質を発揮することが多くあります。
形から入るだけあって、とにかくいろいろなことをまずは調べます。
道具だったらどう使うのかをいろいろと調べて、適切な使用方法や管理方法まで調べます。
衣類であれば機能性や洗濯方法まで調べてきちんと管理します。
値段の高いものをそろえるだけはあって、その後の使い方や管理も徹底し、とても大切に扱います。
そして調べるのは装備品だけではなく、
マナーやルールなどもきちんと調べていく人が多いので、
見た目に伴った中身になるべく、そのための努力であれば惜しみません。
そのため気づけば形から入ってはずなのに、
中身もしっかりとその道でやっていけるほどに成長している場合が多いです。
形から入る人は凝り性で、真面目である人が多いのです。
4.どっぷりハマってそのあと飽きる
すべての人がそういうわけではありませんが、形から入る人は熱しやすく冷めやすい人が多いのも事実です。
一式揃えてある程度その物にはまったり試したりしてみて、しばらく続きますがある時飽きます。
あれだけお金をかけた装備品がタンスの肥やしになんて話はよくあります。
ひどい人は一式揃えて満足してしまったり、やってみたらやっぱり合わないなどと言ってそのままやらないというパターンです。
その気になっても長続きしない、あるいは短い期間でブームが去ってしまうというのも形から入る人に多い特徴です。
以上のように形から入る人は行動力があって、やりたいことのためには調べることもお金も惜しまないことがわかりました。
しかしその反面、飽きっぽいという特徴も持ち合わせているので、
何かをやってみたいと思った時には一度体験してみてからはじめるという慎重な部分も必要かもしれません。
それでもいろいろなことにチャレンジしてみたいという前向きな気持ちや行動は、
人間にとって大切なものであるので、お金と時間が許す範囲で挑戦していってほしいものです。