落ち着いていて感情をあまり表に出さなかったり、
あっさりした考えをしている人のことを淡々としていると言いますが、
そのような人を見ていると、よくいつもそんなに冷静でいられるな…と感心してしまうことがありますよね。
そこで今回は、淡々としている人にはいったいどのような特徴があるのかご紹介します。
1.口数が少ない
淡々としている人にはあまりお喋り好きな人は少なく、
基本的に必要以上のことは喋らない口数が少ないタイプが多いでしょう。
お喋りな人は、「あれも話したい、これも聞いて欲しい」といったように、
話題が次々と出てくるものですが、淡々としている人は、
どうしても相手に伝えなければならない事やその場のマナーとして、
相づちを打つなど必要最低限のコミュニケーションはとっても、
それ以外の世間話やプライベートな話はあまり明かしません。
また、このようなタイプは、自己主張したいといった欲求もないため、
自分の考えや意見を積極的に話すことも少ないでしょう。
2.他人に興味がない
淡々としている人は、他人に興味を持つことなく「人は人、自分は自分」といったように、
割り切った考えをしているため、人のことに対してあれこれ詮索したり意見したりすることはないでしょう。
一般的に、人というものは周りの出来事が気になって、つい噂話に参加したり、
悪口や陰口を言ってしまいがちですが、
このようなタイプはそのような話にも加わることなく全く興味を示さないのです。
そのため、周りがいくら食いつくような話でも「まあ、良いんじゃない」とか、
「自分には関係ないし」といったように、一緒に話に乗っかることなくあっさりと交わしてしまいます。
また、このようなタイプは、普段の行動においても、周りに流されることなく自分のポリシーを貫く傾向にあるでしょう。
大抵の場合、なるべく周りから浮いてしまうとこのないように、
周りの状況を見たり聞いたりしながら行動するものですが、
淡々としている人はそのような周りの目をあまり気にすることがないために、
自分が良いと思ったら躊躇せずに行動に移すのです。
例えば、ファッション一つにしても、無理に周りと合わせて流行に乗るのではなく、
「自分が着たいものを着る」といったように、いつも周りに流されることなく、
「自分が良いと思うならやればいい」という考えなのでしょう。
3.優しくない
淡々としている人は、あっさりした考えをしているため、
どうしても周りからすると優しくないクールな印象を持たれてしまうのではないでしょうか。
特別いじわるなことをするわけではないのでしょうが、もともとがあっさりした考えで、
「そんなに悩んでも仕方ない」と思う傾向が強いため、
周りに悩みを抱えている人がいても優しい言葉を掛けたり親身になって話を聞くといった姿勢は見せません。
そのため、相手からすれば「人がこんなに悩んでいるのに、よくそんな言い方ができるね」と、
反感を買ってしまうことも少なくありません。
しかし、このようなタイプにはそのような思いは通用せず「悩んだって解決するわけじゃないし、
悩むくらいなら行動すればいい」といったように、相手に寄り添うこともしないでしょう。
そのようなセリフを吐いたからと言って決してその相手のことが憎いということではなく、
普段の自分自身もそうやって物事をとらえているため、本人には相手を傷つけているという意識もないのです。
4.行動がテキパキしている
淡々としている人は、何をするにも行動がテキパキしているといった特徴もあるでしょう。
特に仕事面では、ペラペラ喋ってばかりで手が動いていない人とは正反対で、
無駄話をすることなく黙々と作業をするでしょう。
このようなタイプは、器用で頭の回転が速い人も多く、
自分の与えられた仕事をそつなくこなし、ミスすることなく仕事がスムーズにはかどるのです。
上にも挙げたように、淡々としている人は考え方もあっさりしているため、
仕事においても余計な心配をしたり難しく考えることもなく指示されたままを黙々とこなすことができるのでしょう。
このように淡々としている人は、周りに映っている通りに裏表や計算しているところもなく、
見たままの性格である事がほとんどのようです。
淡々としている人の行動や発言に傷ついたり不快な思いをした経験をお持ちの人もいるでしょう。
しかし、自分の立場を守りたいがために心にもない誉め言葉を使う人よりも、
ずっと信用できるタイプなのもしれませんよ。