「目は口ほどにものをいう」といった言葉があるように、
目を見ただけで相手の考えていることや性格がわかることがありますよね。
その時、相手の目が死んだような目つきだったとしたら、あまりいい印象を持つ人はいませんよね。
それでは今回は、目が死んでいる人とは一体どのような特徴があるのかご紹介します。
1.醒めている
何ごとにおいても考え方が醒めていて、何かに熱くなるようなことを「バカバカしい」と思っているようなタイプは、
目にも力がなく死んだような目をしているでしょう。
このようなタイプは、みんながテンションを上げるようなイベントや、
スポーツ観戦などの場面でも特にはしゃぐこともなく、冷静にしています。
そもそも、イベント物やスポーツ観戦などに興味を持つことがなく、「正直どうでもいい」といったような状態なのでしょう。
また、人とのコミュニケーションにおいても醒めているため、周りから浮いていることも少なくありません。
大抵の人は感情があり、「悲しいことがあれば誰かに話して慰めてほしい」と感じたり、
「嬉しいことがあれば身近な人に早く話したい」といったように、喜怒哀楽を一緒に分かち合いたいと思うものですよね。
しかし、醒めている人は、そのような話を聞いても「ふーん、そうなんだ」などと、
「自分には関係ないし…」と言わんばかりの態度をとってしまいます。
これでは、せっかく話を聞いてもらおうと思っても話す気も失せてしまい「この人には、
もう何も言わないことにしよう」と関わるのをやめたくなるものです。
2.人を信用していない
誰もがすべての人を信用しているわけではありませんが、
人間関係を築いていくにはある程度相手を信用することも必要ですよね。
ところが中には、「他人は一切信用しない。
信じられるのは自分だけ」といったように、心を開かない人がいるのです。
このようなタイプは、相手が話しているのを聞きながら「信用できない」と常に思っているため、
その醒めた気持ちの表れが、まさに死んだ目のようになってしまうのでしょう。
しかし、このような人は最初から他人を信用していなかったのかといえば必ずしもそうではなく、
中には過去に人から騙された苦い経験があるなど、深く傷ついたために人を信用できなくなったケースもあります。
3.鬱状態である
何をやっても楽しいと感じることができず、何に対してもやる気が起きないといったように、
いわゆる鬱状態な場合も身体全体から覇気がなくなり目も死んだような目つきになってしまいます。
この場合は、本人にもどうすることもできないことが多く、気持ちでは「しっかりしなくちゃ」と思っていても、
思うように身体が動かなかったり前向きな考えができなくなり、ただただ茫然としてしまうこともあります。
このような心理状態になってしまうと、目がうつろにもなり、死んだような目つきになってしまっても無理もないかもしれません。
この場合、優しく声を掛けたり時には病院での診察をすすめるなど、周りの配慮も必要になってくるでしょう。
4.具合が悪い
周りに心配をかけないように、身体の具合が悪くても元気な素振りを見せる場合もありますが、
それには限界があり、やはり具合が悪ければ表情にも表れてしまうものですよね。
どこか痛かったり辛い症状があれば、表情も暗くなりそれと同時に目にも力がなくなるでしょう。
普段いくら元気で明るい人でも、具合が悪いときには別人のようにぐったりしてしまうものです。
具合が悪いといっても、その症状は様々なので一概には言えませんが、
体調を崩して辛そうにしている人を見かけたら、優しく声を掛けてみることも必要かもしれません。
このように目が死んでいる人にも様々な特徴があります。
あからさまに人を見下すような気持ちの表れから、死んだような目つきになっている人に対しては、
なかなか同情の気持ちが湧いてきませんが、何かしらの事情やトラウマから目つきが変わってしまった人の場合、
周りがさりげなくサポートすることで救われる人もいるかもしれません。