観察力が鋭い人の特徴4個

最終更新日:2017年4月18日

周りの人が気が付かないようなことでもすぐに気付いてしまうような観察力が鋭い人がいますが、

そのような人はいったいどのように周りを観察しているのか気になるものですよね。

そこで今回は、「観察力が鋭い人の特徴」についてご紹介します。

1.人の性格を見抜く力がある

観察力が鋭い人というのは、普段から人間観察をしている傾向が高く、

相手がどんな性格の人なのかを見抜いてしまいます。

相手の普段の行動や話し方、ふとした時の顔の表情やジェスチャーなど、細かいところまで観察しています。

このようなタイプは、相手が明るい表情で感じが良いからといって、

「あの人は喋りやすくていい人だ」というような単純な解釈をすることはなく、

表面上は笑顔でもつくり笑顔であることを見抜いていたり、

相手の表情を見るときにも目の奥まで観察するため、

「顔は笑顔でも目が笑っていない」といったように相手の心を読んでしまいます。

そのため、知り合って間もない相手の性格もだいたい理解でき、

悪い人間とは初めから距離を置くのでトラブルに巻き込まれることも少ないでしょう。

2.勘ぐるクセがある

観察力が鋭い人は、上に挙げたように人間観察をしていることが多く、

「相手がどんなことを考えているのか」「相手が何か隠しているのではないか」など、

注意深くみるクセがついているため、つい相手を勘ぐってしまいます。

このようなタイプは、自分でも人の心を見抜く力があるということをわかっているため、

相手の表情や口調から心を読もうとするのでしょう。

確かに観察力が鋭い人の勘は当たっていることも多いのですが、時には外れることもあり、

何も隠し事もやましいこともないのに疑われてしまうほうは気分の良いものではありませんよね。

3.頭が良い

観察力が鋭い人は、ひとつの事に集中する力ももっているため、頭が良い人が多いでしょう。

学校での成績が良かったり、仕事の能率が良い人を見ているとわかりやすいですが、

俗にいうデキる人というのは、人の話をしっかり聞き授業や仕事にも集中して取り組む姿勢が見られますよね。

このような人は、無理やり勉強や仕事内容を頭に詰め込もうとしているわけではなく、

「どうしてこうなるのか知りたい」というように、

自らが疑問点に興味を持ち積極的に観察しようという気持ちがあるため、

自然と集中力を保つことができ大事なことも頭に入りやすいのでしょう。

4.要領がいい

観察力が鋭い人は、常に周りの動きや空気を読んでいるため、要領よく行動することができます。

例えば、周りにいる出来の悪い人をすぐに見抜き、「あの人のようにならないよう気を付けよう」と悟ったり、

周りに強そうな人や怖そうな人がいたら「ああいう人には逆らわないようにしよう」といったように、

すぐに周りの状況を把握し、自分が損をしないように要領よくその場を乗り切ることができます。

そして、普段の観察力を生かし、先へ先へと行動することも得意であったり、

相手の性格によって「この人にはどのように接すれば上手くいくのか」というのも分析できるため、

上の立場の人からの評価も良いでしょう。

このように観察力が鋭い人は、常にアンテナを張り巡らせ周りの動きや状況をしっかり見ているという特徴があります。

このような人が身近にいることで、常に自分の性格や心の中を観察されているのかと思うと、

何だか複雑な気持ちになる人もいるのではないでしょうか。

しかし、人の心を見抜く力がある人と親しくなることで、

何かピンチのときにすぐに手を貸してもらえたり、

悪い人物に近づかないようにアドバイスをもらえたりなど、

助けてもらえることもたくさんあるかもしれませんね。