行動や言動に度を越えたところがあることを、節度がないと言いますが、
一般的にはある程度の節度を守って生活するものですが、
残念なことに節度を守ることが出来ない人もいますよね。
そこで今回は、そのような節度がない人にはどのような特徴があるのかご紹介します。
1.暴飲暴食を繰り返す
腹八分目という言葉がありますが、誰しもがそれをわかっていながらも、
つい食べ過ぎてしまい後悔した経験があるのではないでしょうか。
しかし、大抵の人は、極端に暴飲暴食を繰り返すことはないでしょう。
それに比べ、節度がない人は毎日のように暴飲暴食を繰り返し、
その量も半端なく多く、周りが引いてしまうくらいの場合であることも少なくありません。
例えば、食事のたびに高カロリーなものばかり食べ続けたり、
三度の食事では足らず夜食や間食などもビックリするくらい食べているなど、
見ている側が心配になるほどの量を食べているのです。
このようなタイプは、お酒を飲むときにも節度を守れないことが多く、
必ずと言っていいほど飲み過ぎてしまい、周りに不快な思いをさせることも少なくありません。
節度を守れる人ならば、自分が飲み過ぎたらどうなるかを考え、
ある程度お酒の量を調整しながら飲むものですが、節度がない人はいつも飲み過ぎて周りに迷惑を掛けているでしょう。
2.ルールを守らない
節度がない人は、みんなが当たり前に守るようなルールも守れず、平気で破ってしまう傾向にあるでしょう。
例えば、車の運転にしても、大抵の人はスピードの出し過ぎに注意し、
信号無視や交通ルールに違反しないように気を付けて走るものですよね。
ところが節度を守らない人は、法定速度を大幅に破り狭い道でも減速せずにアクセルを踏み続けたり、
赤信号でも止まることなく平気で通過したりなど、とにかく違反な行為ばかりします。
また、このようなタイプは、タバコを喫煙所ではない場所で吸ったり、
その吸い殻やゴミをポイ捨てするといったマナー違反なことも当然のように行ってしまうため厄介です。
3.感情のままに行動する
どんな人でも、好きなことや興味のある事に足を踏み入れたくなるものですが、
それでもやはり、人の道に逸れることや相手に迷惑を掛けることは避ける人がほとんどではないでしょうか。
しかし、節度がない人は、相手の気持ちを考えられず自分が思うままに行動するため、
人間関係でのトラブルも多いのです。
よくありがちなのは、男女間のトラブルではないでしょうか。
節度がある人ならば、好きな人に恋人がいたり既婚だったならば潔く諦めるものですが、
節度がない人は相手にパートナーがいようとも「好きになったんだから相手がいても関係ない」などと言い、
堂々とアプローチするでしょう。
そして罪悪感がないため、不倫や略奪を繰り返すのも特徴です。
また、大抵の場合、いくら頭にくることがあってもある程度は言葉を選んで話すものですが、
このタイプは気に入らない相手や意見が食い違った相手に、
感情の赴くままに対抗するため、思っていることを躊躇することなくズバズバ言い、
怒りを露わにすることもたびたびあるでしょう。
このように節度がない人が身近にいることによって、
周りにたくさんの迷惑を掛けている場合も少なくありません。
周りが注意することで行動を改めればいいのですが、
節度がない人は周りの忠告も素直に聞き入れないため厄介ですよね。
あまりひどいような場合には、トラブルに巻き込まれないよう、距離を取ることも必要でしょう。
そして、日ごろから自らの行動に節度がないと心当たりがある人は、
相手の立場になって物事を考えるように心がけることで、
今までの自分の行動を改めていくことができるのではないでしょうか。