失敗や過去を悔い改める人の理由や特徴4個

最終更新日:2017年7月28日

これまでの自分の悪行やあやまった生き方を猛反省して改めること、

心を入れ替えることを「悔い改める」と言います。

誰でもがそう簡単に悔い改められるものではないでしょう。

では、どうしたら悔い改めることができるのか、

悔い改める人にはどんな特徴があるのか見ていきましょう。

1.守るべき家族を持った

生き方を悔い改め、心を入れ替える気になるきっかけで多いのが、「家族を持つ」ということです。

結婚というのは人生の中でも最大の転機の一つと言っていいでしょう。

生活が一変するだけでなく、結婚をすると社会的責任というものが生まれます。

パートナーを物心両面で守り支えなくて行けないという責任感を持つようにもなるでしょう。

さらに、子どもが出来れば、「命がけで守ってやろう」という、親としての責務を感じるようになるものです。

そうした責任感から、「今までのような生き方をしていてはいけない」と痛感し、意識改革をするわけです。

つまり、悔い改める人の多くは、「守るべき家族を持った」という特徴があるということになるでしょう。

2.痛い目にあった

自堕落な生活や生き方をしている場合、

「もう少し、ちゃんとしたほうがいいよ」と人から忠告されたぐらいでは、

「改めよう」という気持ちにはならないものです。

しかし、何か痛い目にあうようなことがあると、

それをきっかけにして悔い改めようという気になることが珍しくありません。

例えば、浪費ばかりする生活をつづけ、借金を重ねたあげく、

もうにっちもさっちもいかない状態になってしまったとしましょう。

借金が返せないばかりか、生活そのものが成り立たないような状態になり、結果、自己破産ということになったとします。

ここまでいけば、さすがに生き方を見直さないわけにはいきません。

自然に、悔い改めることになるわけです。

また、男女関係がもつれ、泥沼の三角関係になったとか、不倫関係がこじれてて、

裁判沙汰というようなことになれば、「もう二度とこんな目にあいたくない」と感じ、悔い改めることになるでしょう。

つまり、何か痛い目にあうというのが、悔い改める人の特徴の一つです。

3.大病をした

病気がきっかけになって、悔い改めるというケースも少なくありません。

ただし、カゼ程度の病気では、なかなか意識改革はできないものです。

日常的ではない、何か大病をして、入院生活を送ることがあると、

ベッドの上で自分の人生を振り返り、行く末を考える気持ちになることもあるでしょう。

普段は考えないようなことを真剣に考える時間が、病気によって生まれたわけです。

そして、「一度きりの人生。

これまでのような生き方をしていてはもったいない」というように考え、悔い改めることになります。

4.映画やドラマ、ドキュメンタリー番組などに影響を受けた

自分の人生を改めて見つめなおし、これからの生き方を考えるきっかけになるのは、病気だけではありません。

例えば、テレビのドキュメンタリー番組に深い感銘を受けて、「ああいう生き方は素敵だな」と思うこともあるでしょう。

あるいは、映画やドラマで、自分と同じような悪行をくりかえす主人公や登場人物を見て、

「自分そっくり」感じ、「あんな醜い生き方は嫌だ」と思うこともあります。

そのように、映画やテレビ番組などから影響を受けて、自分の生き方を悔い改めるということも、人間にはあります。

5.根が真面目

前項で紹介したようなきっかけがあったとしても、悔い改めることなく悪行を続ける人は少なくありません。

なんらかのきっかけがあっても、「真面目に人生のことを考える」ということをしない限り、

悔い改めることはできません。

きっかけはきっかけにすぎず、そのことによって心が動かされ意識が変わらなければ、人生は変わらないでしょう。

つまり、悔い改める人には「根が真面目」という特徴があるということができるでしょう。

悔い改める人について、なぜ、人生観を一変することができるのか、

どんなことがきっかけで悔い改めることになるのかをお話ししてきました。

そう簡単に生き方を変えることはできません。

しかし、しかし、何かのきっかけで、新しい人生をスタートさせることは十分に可能です。