「慎ましい人」という表現を聞いたことがあるでしょうか?辞書で「慎ましい」という言葉を調べると、
遠慮深い態度や控えめでしとやか、という意味があります。が、慎ましい人って独特の雰囲気がありますよね。
この記事では慎ましい人の特徴についてご紹介します。
1.自分の意見の主張が激しくない
欧米では、自分の意見をしっかりと主張することが良いとされていますが、日本では少し事情が違います。
自分の考えを持っていたとしても、あえて激しく自分の意見を主張することはせずに、
周囲の人に合わせる協調性のある人物が世の中で求められたりしますよね。
慎ましい人は、「私はこう思う」と激しく意見を主張したりすることはめったにありません。
とはいえ、なにも考えていないわけでもなく、きちんと自分なりの意見を持っていることが多いです。
それでも、相手の意見に合わせることのできる「協調性の高い人」であるともいえるのではないでしょうか。
ただ、全く自分の意見を言わないと何も考えていないとか、
やる気がないと思われがちなので、どう思う?と質問された時にしっかりと自分の考えを表現できると、
周囲の人からも尊敬される「慎ましい人」でいられそうですね。
2.計画性がある
「慎ましい人」というのは、自己主張をあまりしないので、
どんなことを考えているのか周囲の人に伝わりにくいという傾向がありますが、実はいろいろなことをよく考えています。
自分の人生設計や老後のことなどもしっかりと計画していて、それに備えた行動を早くから始めている人も多いはず。
後先を深く考えずに、今を楽しもう。
という考え方とは対極にあるので、ある人たちからは「つまらない人」と思われてしまうこともありますが、
着実に堅実に人生を歩んでいる人です。
3.控えめなファッション
しっかりとセットしたヘアスタイルや、きらきらビジューのネイルなどとは程遠いファッションの慎ましい人。
ファッションと人の性格は全く別物であるとはいえ、
たいていの場合その人のファッションにその人の人となりが現れているものですよね。
慎ましい人は、自分が目立つような派手なファッションを好みません。
選ぶ色も、カーキやグレー、黒などアースカラーを選びがち。
でも、普段そういうファッションばかりであまり目立たない人がたまに見せる、
セクシーなファッションが、実は最強だったりするんですよね。
4.敵を作らない性格で人間関係も良好
慎ましい人は、遠慮深く物静かな性格なので、学校でも職場でも敵を作るという事があまりありません。
特に日本人社会では、そのような気質の人はとても好かれるので、人間関係を良好に保つことができます。
特に人間関係が難しいと言われる女性ばかりの職場でも、
いわゆるお局様ともそれなりにうまくやっていくことができ、一目置かれる存在かも。
また、このような性格の人は特に年配の人のウケがいいので、
既婚者であればお姑さんなどとも良い人間関係を築くことができるはずです。
5.私生活が謎めいている
職場の飲み会にもあまり顔を出しませんし、自分の私生活について多くのことを語るわけでもなく、
常にだれかの話を「うん、うん」と言いながら聞いてばかりいる慎ましい人。
よく考えてみると、どこに住んでいて、なにが趣味で、どんな生活をしているのかなど、
個人的なことを周りにほとんど明かしていない人も多いですよね。
本人としては、私生活を隠しているというつもりはないかもしれませんが、
周囲からは私生活が謎めいている不思議な人と思われているかもしれません。
自分の意見を強く主張することはないけれど、
実は心の中であれこれとしっかり考えている「慎ましい人」。
あなたの周りにも一人くらいはいるのではないでしょうか。
あまり多くを語らない性格ですが、よく話を聞いてみると、
実はとっても面白い人だったりするかもしれませんね。