人に親切にしたり思いやりのある言葉をかけることを情けをかけると言いますが、
何か困ったり悩んだりしているときに、そのように優しい言葉をかけられることで救われることもありますよね。
そこで今回は、情けをかける人にはいったいどのような特徴があるのかご紹介します。
1.苦労している
これまで自分が色々な苦労をしその苦労を乗り越えてきている人は、
平たんな道を歩んできた人よりも人間ができているため、周りに困っている人がいれば優しく声をかけ、
相談にのってあげることができます。
このように苦労してきている人は、これまでの自分の苦労話やどのようにして、
困難を乗り越えてきたのかを相手に伝えたりアドバイスすることができるため、
声をかけてもらった側も勇気をもらえるのではないでしょうか。
さまざまな苦労を乗り越えて、今も前向きに生きている人の姿をみれば、
「乗り越えられない困難はない」と前向きに考えることができますよね。
2.傷ついた人の気持ちがわかる
、過去にいじめにあった経験を持っていたり、なにかトラウマがあるなど、
心に大きな傷を負っている人は、同じように傷ついた人の気持ちがわかるため、
周りにそのような人がいれば救ってあげたいと感じ、声をかけるでしょう。
人というのは自分も同じ経験をしたことがなければ、いくら相手の立場になって物事を考えようとしても、
どれだけ本人が苦しみ辛い思いをしているのかは理解することが出来ません。
しかし、同じような体験をしている者同士であれば、
相手がどのくらい辛いのか自分の事のように理解ができるため、優しく親身に声をかけることができるのでしょう。
このように同じ気持ちになって声をかけてくれる人の存在は、なによりも心強いものではないでしょうか。
3.困っている人を放っておけない
周りに困っている人がいた場合、その人を放っておくことが出来ずについ手を差し伸べてしまう人もいますよね。
学校のクラスの中や職場などで、みんなより勉強や仕事の出来が悪かったり、
遅れをとってしまうような人はどこにでもいるものですが、
そのような人に決まって声をかける人は情けをかけるタイプといっていいでしょう。
このような人は、お人よしな性格であったり、学級委員をやるような優等生タイプであることが多いでしょう。
また、外出先でもお年寄りや困っている人に声をかけ親切にすることも日常的にあるのではないでしょうか。
困っている人を見ても、周りは知らないフリをしたり心無い言葉をかけることも多い中、
このようなタイプは、周りに流されることなく親切に声をかけることができます。
4.下心がある
困っている人や悩みを抱えている人に対し優しい言葉をかける場合、
「自分も今後、なにか困ったときがあったら助けてもらうこともあるかもしれない…」といった見返りを求めるような、
下心をもって接する人もいるでしょう。
このようなタイプは、内心はそんなに親身に思っていなかったり面倒だと感じていても、
「自分が困ったときのため」に親切に接します。
また、これは男性に多いのですが、気に入った女性との距離を縮めたいがために、親切に声を掛けることもあるでしょう。
事あるごとに、親切に接してきたり優しく声をかけるなど、
周りにいる女性に対する態度と違う場合にはその女性に下心があるといっていいでしょう。
困っているときに親切に声をかけてくれる人の存在はとてもありがたく、
そのちょっとした言葉や笑顔で救われることもたくさんありますよね。
中には自分が得をしたいがために情けをかける人もいますが、
基本的には情けをかけるということは人を癒す行為といっていいのではないでしょうか。
人に親切にするということは意外にも難しかったり勇気がいるものですが、
困っている人に優しくしようという心がけはとても大切なことですよね。