娘の場合は父母どちらも苦手の対象になりますが、息子の場合は母親が苦手というケースはほとんどなく、父親が苦手という人が大半です。
ただ、子供の性別に関係なく父親が苦手な場合もあるので、特徴について紹介します。
1.父親の威厳が凄い
ひと昔前は父親の威厳が凄い家庭が多く、父が言う話は絶対的という考え方が主流でした。
しかし、最近は父親に威厳がなくなっているので、威厳が凄いと違和感があり苦手意識が出てきます。
周りと比較して違いがなければ、昔同様父親はそういう存在と思えますが、周りに威厳が凄い父親が少ないだけに威厳が凄いと目立ってしまいます。
子供の頃は白か黒かで物事を判断するため、威厳の凄さから理不尽なことをされると父親は何なんだと感じ、自分はそういった父親になりたくないと思ってしまいます。
その為、子供の頃に受けた父親へのイメージが、その後の苦手意識に影響を与えます。
昔は優しい父親がある時から厳しくなった、というケースより昔怖かった父親の方が苦手になる可能性が高いので、子供の頃の経験はとても大切と言えます。
2.負けず嫌い
負けず嫌いの性格だと父親に負けたくないと思い、何かの出来事をきっかけに仲に溝ができ父親が苦手になる場合があります。
負けず嫌いの性格は、良い方向にいくと自分自身のメリットですが、悪い方向にいくとデメリットになります。
特に息子に多い特徴で父親より凄い人間になると考えていて、父親から受けるアドバイスを全て否定的に捉えてしまいます。
相手を否定的に思うと、言われる事全てが受け入れられなくなり父親が苦手と考えるようになります。
このタイプは、父親が悪いというより自分自身の性格や考え方が影響しているので、苦手意識は父親だけではなく他の人も苦手になりやすい特徴があります。
その為、負けず嫌いは良いことですが、正しい方向に気持ちを向けることが大切です。
3.父親が乱暴
乱暴な父親の子供は、性別問わず父親が苦手になりやすく特徴と言えます。
特に娘の場合だと乱暴な父親を嫌いになるケースが多く、苦手意識が強い傾向です。
父親が乱暴とは、言葉や行動、考え方など全ての面においてが対象で、口が悪いのとは少しニュアンスに違いがあります。
例えば、1番典型的な乱暴は家族や物に乱暴な行動をすることで、こういったタイプの父親は子供から苦手で嫌いという見方をされます。
女性は乱暴な言動をされただけでも、強い恐怖と不快感を受けるため、乱暴な父親が苦手になりやすく特徴的な部分です。
また、お金の使い方が乱暴だったりお酒の飲み方が乱暴という場合でも、そういった父親を見ながら成長した子供は苦手になります。
4.年上が苦手
年上と接することが苦手という人もいて、父親が苦手になる特徴の一つです。
この場合、幼少期に父親と接する機会が少なかった人に多い傾向で、男性の年上との関係自体に苦手意識を持っています。
子供の頃に体験することは大切なものが多く、知らない内に色々な経験をして身に付き成長していきます。
しかし、その大切な時期に父親との接点が少ないと、年上の男性との接し方が上手くいがず苦手になる可能性があります。
幼少期に母親と接する機会が少ないと、母親が苦手になるケースもあるので、親を苦手に思う人の大半は子供の頃に受けた経験が強く影響を与えます。
父親が嫌いな場合は、自分に問題があるケースと父親に問題があるケースがあり、父親に問題がある時は中々苦手意識を無くすのは難しいです。
自分に問題がある場合は、自身を改めていけば父親との関係も修復していくので、苦手意識はなくなるケースが多いです。
家庭によって違いがあるものの、父親は母親より苦手や嫌いの対象になる可能性が高いので、自分が父親になる場合はしっかり子供と向き合うことが大切です。