友達が多いほど、楽しい人生になる可能性はアップします。
「ぜひ、自分ももっと多くの友達を持てるような人間になりたい」と思ている人も少なくないでしょう。
今回は、友達の多い人にはどんな性格的な特徴をご紹介します。
1.思いやりがあり、利他的な思考や行動ができる
「友達の多い人の性格」というと、「社交的」をイメージする人が多いのではないでしょうか。
確かに、社交的であればあるほど友達ができる率は高くなります。
しかし、社交的であるだけでは、友達関係を継続させることはできません。
1人の人と長く友達関係であり続けるために不可欠なのは、「思いやり」です。
相手に対して、その人の身になって考え、その人に利するような行動ができること。
つまり、「利他的」というのが、友達関係を長続きさせ、結果として友達が多くなる人の最大の性格的特徴と言っていいでしょう。
2.正直で誠実
他にどんな長所があっても、嘘つきで人から信用されない人は、多くの友達を持つことはできません。
これは友達関係に限りませんが、人間関係を良好に保ち、長く継続させるためには「信頼感」が不可欠です。
「あの人は信用できる」と思ってもらえなければ、関係はいつか壊れてしまうでしょう。
ですから、友達の多い人には「正直で誠実」という性格的な特徴があるということになります。
3.開けっ広げ
人から愛されるのも、友達の多い人の必要条件です。
優れた能力を持っていても、人間的にあまりに完璧で、スキがなさすぎるような人は、愛されるキャラクターとは言えないでしょう。
尊敬されることはあっても、親しみを感じてもらうことがむずかしいわけです。
その点、友達の多い人には「親しみやすい」という共通点があります。
その親しみやすさはどこから来るのか。
それは「開けっ広げな性格」によるものです。
開けっ広げな性格で、人に心を開き、自分の欠点や「ダメなところ」も隠さず人に見せることができる人が、多くの人から愛されるのです。
そのダメなところに人間味を感じさせますから、欠点が欠点と評価されません。
「あの人は、ああいうダメなところがかえって魅力的だ」というように、プラスに評価されるのです。
また、開けっ広げな性格には、人に「信用できる」と思わせるというメリットもあると考えていいでしょう。
4.神経細やかで、マメ
よく言われることですが、「マメな性格」というのも、多くの人から愛され、多くの友達と良好な関係を保つための一つの条件です。
マメな人は、相手のことや相手と自分との関係性をきめ細かく考慮しますから、自然に密なコミュニケーションを取ることができます。
例えば、誕生日にメッセージを送ったり、相手の負担にならないプチギフトを用意したりするマメな気づかいをします。
あるいは、友達が風邪で寝込んだ時に、さりげなく「具合はどう?必要なもの、ほしいものがあったら教えて」と言ったメッセージを伝えたりするのも、
友達の多い人に共通した気づかいです。
これは「思いやり」であると同時に、マメな性格によるものと言っていいでしょう。
5.おおらかで寛容
神経細やかな一面があると同時に、「おおらか」という性格を持っているのも、友達の多い人の大きな特徴です。
「おおらか」をよりわかりやすく表現するなら、「人に対して寛容」ということになるでしょう。
人が何かミスをしたり、人から迷惑をかけられたり、約束を破られたりしたときにも、それを許してあげることができます。
もちろん、あまりにひどいケースはそうはいきません。
しかし、日常的に起こるレベルのそうした問題に対しては、「まあ、いいよ」と笑ってすませることができるのが、友達の多い人の共通点です。
今回は友達が多い人に共通する、性格的特徴を紹介しました。
いずれも魅力的な性格ばかりで、「これなら友達がたくさんいるのも当然」と思われたのではないでしょうか。
しかし、5つとも、別に特殊な性格というわけではありません。
意識すれば、誰もが持ちうるものなはずです。